新人が来ました。

新人が来ました。

今回の内容は、過去の記事「2名、退職」の続編の様な感じでしょうか。

退職者のを埋める為に、私の現場に新人が2名入って来ました。ひとりは30代の方で、もうひとりは20歳位の若い子です。

30代の方を仮に三郎さん、20歳位の子を二郎くんと呼ぶ事とします。

三郎さんは実は、5ヶ月程前に入社して、私の現場のビルに配属となっていました。

二郎くんは入社して最初は、別の現場に配属していたのですが、現場移動となり最近、私の現場のビルにやって来ました。詳しい入社時期は把握してないのですが、どうやら三郎さんのほうがで二郎くんがのようです。

この新人2名の補充により私の現場の欠員は解消されました。

言い方を変えれば、頭数だけは揃いました。

この新人2名もビルメンテナンスの経験がない未経験者です。

と言うか、私の会社の新入社員は9割方、未経験者らしいです。

経験者の応募はおそらく無いのでしょう。そりゃそうです。経験者が同じ職種に転職すると言う事は、給料や福利厚生、会社の将来性が今の会社以上の会社を選ぶはずです。

新入社員が未経験者ばかりと言う事から、残念ながら私の会社が経験者の転職の候補に挙がっていない、と言う事がわかります。

仮に経験者が私の会社に応募して来たとしても、そこには私の会社側の問題があります。面接担当者は現場経験がありません。現場を知らない人間が現場希望の応募者の面接をする事になります。

未経験者の面接だとしても、どうなのかな?とは思うのですが、、、。      

しかもその面接担当者は私より社歴の浅い人間です。

この事から、どうやら私の会社は経験者の獲得を諦めているようです。会社側はそのつもりでないとしても、結果的にそうなっています。

話を新人に戻します。

現場の頭数が揃ったので次は、その新人に期待ができるかどうかです。

最初から仕事ができる事は期待していません。未経験者ですから。将来的に期待ができるかどうかです。

これは3週間位、一緒に仕事をすると大体判ります。

私が新人に求める事は、仕事ができるようになる意欲がある事です。自分から進んで学ぼうとする積極性です。

どの職種でも働く上で当たり前の事ですよね?最低限必要な事です。

ただ、残念ながら私の会社に入ってくる新人はこの意欲が足りない人間が多いように思います。

分からない(知らない)事に対して何も聞いてきません。1から10まで、手取り足取り教えてもらうつもりでしょうか?私はそれはやらないです。もし会社の上層部から、そうしてあけでと言われても、おそらくしないです。

その新人が私にお金を払っているのなら、私は1から10まで、手取り足取り教えますが、新人は会社からお金(給料)をもらっています。

自分から学ぼうとせずに仕事を教えてもらって、更に給料までもらうなんて恵まれ過ぎです。

仕事について聞かれれば(質問されれば)私もそれなりに応えます。自分で調べればすぐに分かるような事も、それなりに教えます。本来なら「自分で調べろ」と言いたいとこですが、、、。

現場で仕事ができる人間を育てた方が、私自身楽になるのは分かっているのですが、学ぶ意欲の無い人間に教える事は、大変であり、難しくもあり、虚しいです。

意欲のない生徒にも、ちゃんと教えなければならない学校の教師という仕事はさぞ大変だろうと思います。

今回、私の現場に入って来た新人ふたりの内、残念ながら二郎くんは期待できそうにありません。今のところ、意欲を感じません。

有り難い?事に、三郎さんは期待できそうです。分からない事は聞いてきますし、見て出来そうな作業は「やってもいいですか?」と、積極的です。

本来は三郎さんのような姿勢が当たり前だと思いますが、私の会社では貴重な新人です。

やはり教える方も、意欲的な人と一緒に作業する方が楽しいですね。正直、そうでない人と作業するぐらいなら、独りで作業する方がいいです。

会社も新人の質の低さは把握してる様です。ただ、人員不足で応募も少ない事から、ハードルを下げに下げて採用しているそうです。

こんな感じで取り敢えず人員を確保し、欠員を解消できたとしても次は、人材不足に悩まされそうですね。もうすでに各現場で始まっているのかもしれません。

私としては貴重な新人の三郎さんをしっかりと教育して、設備員として一人前になっていただけるようサポートしたいと思います。

いろいろと偉そうな事を書きましたが、私なりの新人に対する個人的な考えでした。

では、お疲れ様です。

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