蛇口の水が止まらないpart2

どーも私です。
今回は、過去の記事「蛇口の水が止まらない」のpart2です。前回とは別の場所の水栓トラブルになります。前回は対象が常温の水でしたが、今回は97℃の熱湯です。火傷に注意しつつ、作業したいと思います。
不具合が生じた水栓がこちらです。

不具合の内容はタイトルの通り、蛇口の水(熱湯)が止まらないのですが、前回とは様子が違います。
前回はハンドルをきつく閉めても水が止まりきらない。と言うものでしたが、今回は、ハンドルを閉める事ができなくなっていました。閉めても閉めても、閉まりきらないのです。
何のこっちゃ解らないと思いますので、動画を載せときます。
動画の通り、閉める方向にハンドルが永遠と回ってしまいます。
これは、スピンドルの磨耗が原因で交換が必要です。
交換作業に取りかかる前に、火傷しないように電気温水器のスイッチを落とし、給水栓を閉め、温水器タンク内の熱湯を排水してしまいます。
では、作業開始します。
蛇口のハンドルを外します。

止めネジを外すと


外せます。
次に、袋ナットを緩めます。

袋ナットが外れたら、スピンドルを開の方向に回すと取り外せます。

分解したものを順番に並べます。

上から【止めネジ・ハンドル・袋ナット・三角パッキン・ワッシャー・スピンドル・コマ】です。
新しいスピンドルと見比べてみると

ネジ山が磨耗して平たくなっているのが分かります。

これが閉めても閉めても、閉まりきらない原因です。スピンドルには右ネジと左ネジの2種類あり、これは右ネジになります。サイズは13mmです。
せっかく分解したので、消耗品のパッキン類もついでに新しくします。
コマです。

右が新しいコマです。交換します。
袋ナットの三角パッキンです。

交換します。
パーツを組み立てて、外した時と逆の手順で元に戻します。

最後にハンドルを戻して終了と思ったのですが、ここで予想外の事が起こりました。
ハンドルが、新しいスピンドルに合いません。
同じメーカーの部品を交換してるにもかかわらずです。確かに既存のハンドルは10年以上前の物になりますが、、、。

ハンドルもスピンドルに合わせて、交換が必要になりました。ハンドル中央のギザギザの形状が使用変更されているようです。
たまたま在庫があったのでよかったです。
新しいハンドルを取り付けて

作業完了です。
さっそく給水栓を開放して問題が無いか試験します。
ばっちり止まるようになりましたね。
では、お疲れ様でした。

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