ブレーカー 分解してみた

どーも、若干分解癖がある私です。
前回の記事「照明不点灯 調査」にて、ブレーカーの交換をしました。
で、交換した後の古い、捨てるだけのブレーカーが手元に有ります。
という訳で分解してみたいと思います。
前々から、ブレーカーの中身はどうなってるのかな??と思っていました。
NFB(ノンヒューズブレーカー)は過電流になると自動でトリップ(落ちる)します。その仕組みが解るかもしれません。
では、さっそくやっていきます。

ブレーカーはそもそも分解するものじゃないので写真の様に、プラスのネジなんか使われていません。
リベットのような感じで一度固定したら破壊しない限り外せないようになっています。
という事で破壊します。

4ヶ所のリベット?をドリルで飛ばします。

開きました。
こんな感じになってるようです。

右側から(二次側)

よく見ると空気の通し穴がありますね。内部の熱を逃がす為でしょうか?
左側から(一次側)

アップ

感想としては、思っていたよりも造りが複雑ですね。
さらにバラします。

これで、手で外せる部品は全て外しました。

どうやら、ここが接点のようです。
過電流でトリップする仕組みは何となく解りました。
過電流による熱で金属を動かしているんだと思います。バイメタルってやつです。
だぶん、、、。
確信が無いのでここら辺で止めときます。
ただ、内部の構造が解っていると何かと役に立つと思います。
またそのうち何か分解したいと思います
ては、お疲れ様でした。

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「空気の通し穴がありますね。内部の熱を逃がす為でしょうか?」その目的も無きにしもあらずですが、主な目的は電流(通常、定格、過負荷、短絡)遮断時、特に短絡電流(瞬間1000A超えることも)遮断時、接点が開くときに大きな火花アークが発生します。その時に接点金属の蒸発(金属イオン化)した高温高圧のガスで周辺の空気(一部はイオン化)も急激に膨張しますそのガスの逃がし口です。穴あき金属ガードは虫などがブレーカー内部に入り込まないようにするためと思われます。
引退設備保守員さんへ
「アーク」
なるほど!!納得です。
確かに暗闇でブレーカーを遮断させた時に、火花で一瞬光ることがありますね。
そこまで考えが及びませんでした。
こういう知識は参考書に載ってないですよね?
活きた知識をありがとうございます。m(_ _)m勉強になります。