続・蛍光灯40W2灯用 安定器交換

どーも、私です。
この記事は前回の続きになります。
前回は安定器本体を取り付けしたとこまで紹介しました。で、次の工程である結線作業から紹介します。
ここが1灯用の時との違いで、2灯用は配線の変更が必要になる場合があります。
今回の照明器具のように20年以上前の古いタイプの場合は、配線の変更が必要になります。
判断の方法としては、外観で分かります。今回取り付けた安定器と既存の安定器を見比べてみれば形が全然違うと思います。
もし、不点灯の安定器が細長いタイプであった場合は、そのまま安定器を交換するだけで終了です。
ただ今回は、残念ながら配線の変更が必要になります。
既存の安定器に記載されている結線図と新しく取り付けた安定器の結線図を見てみます。
既存の安定器

新しい安定器

これらの結線図では理解し辛いと思いますので、解りやすい様に図面を書き直してみます。
既存の安定器

新しい安定器

まず、安定器より左側のソケットを見てみます。既存の方も、新しい方もアオ線とアカ線は直接安定器に行っています。つまり、変更点無しです。
問題は右側のソケットです。安定器に入っているキイロ線の本数は2本で同じなのですが、ソケット側の出所に変更点があります。
既存の配線を新しい安定器の配線に変更する必要があります。
現物がこちらです。

解りやすく図面にします。

まず、ソケットの渡り線を切ります。


渡り線2本の内、1本は切らなくてもよかったのですが切ってしまいました。ひと結線、手間が増えてしまいますが、私が作業した通りに説明します。(切ってしまったもんはしょうがない)
使わない電線をビニールテープで絶縁します。

次にソケット間の渡りを取ります。


安定器の5と6のキイロ線とソケットを繋ぎます。


これで、配線の変更が完了です。
反対側のソケットはそのまま安定器に繋ぎます。

3と4のアオ線と7と8のアカ線です。

これで、安定器とソケット間の繋ぎ込みが完了しました。
最後は電源を繋ぎます。

その前に、復電していたブレーカーを再度落としてから行います。
安定器からの1と2の電線を100V電源に繋ぎます。

これにて結線作業、完了です。

さっそく点灯するか確認します。

逆光になり写真では暗いように映ってしまいますが、ちゃんと点灯しました。
後は外した反射板とカバーを元に戻せば、安定器交換無事に終了です。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、結線方法を理解できれば簡単です。
以上、40W2灯用の安定器交換方法でした。
では、お疲れ様です。

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