外気取り込み口 フィルター交換・清掃しました。

大きなビルの空調システムは、当たり前ですが一般家庭のそれとは異なります。
いろいろと違いがありますが、今回は「OA」つまり「外の空気」について書いてみます。
日々オフィスビルで働く、ほとんどの人は気にした事はないと思いますが…
みなさんは自宅の部屋の空気の入れ換えは、しますでしょうか?
ずっと家にいる日は窓を開けて新鮮な空気を入れた方が過ごしやすいですよね。
それでは、職場ではどうでしょうか?(オフィスビルの方)
窓を開けて空気の入れ換えは、していますでしょうか?
してないと思います。と言うか、安全上、窓の開閉ができないようになっていて、そもそも物理的に不可能なビルが多いと思います。
しかし、職場で空気が悪いとか息苦しいとかは感じていないのではないでしょうか?
(勿論、職場の雰囲気が、ではなくAIR(空気)という意味で)
それは何故かというと、ビルの空調システムで機械的にOA(外気)を供給しているからです。
写真下側の横に長い機器がパッケージエアコン、室内の空気を取り込み、温めたり冷やしたりして吐き出します。
写真上側の四角い吹き出し口が外気用。外気を室内に供給しています。
しかも、外気をそのまま供給しているのではなく、フィルターを通して、幾分か綺麗にしています。
どの程度、綺麗にするかはフィルターの種類や、そこのビルのメンテナンスの質で変わってきます。
私が管理しているビルにも数ヶ所、外気取り込み口があり、そこにもちゃんとフィルターがあります。で、毎月フィルター交換清掃を実施しています。
その一カ所を紹介します。
ビル1階の外周に軒天があり、そこに外気取り込み口があります。
ここのフィルター、1ヶ月で物凄く汚れます。
汚れてますね~。
取り外して交換用のフィルターと並べてみました。
説明不要で右側が取り外したフィルターですね。
次に、
ガラリの部分に着いている汚れを濡らしてあるウエスで清掃してから新しいフィルターと交換します。
この作業を設置してある枚数分こなして、交換作業は完了です。
写真では分かりにくいですが、交換前より綺麗になっています。
次に汚れたフィルターを清掃します。
フィルターは基本的に水洗いですが、その前に大事な事があります。
埃汚れの激しいフィルターはそのまま水洗いすると、埃が玉になってなかなか落ちなくなってしまいます。
なので水洗いする前に掃除機がけをします。
前に、面倒くさがり屋の設備員が掃除機がけせずに水洗いした事がありましたが、ヒドいもんでした。
最後に水洗いして終了です。
何度も交換しては、洗ってを繰り返しているフィルターですので、新品の時のような真っ白さはありません。
痛んでフィルターの網目がスカスカになってきたら買い換えです。
このフィルターも確か去年、買い換えしています。
設置用と交換用の計18枚で確か、7万円ぐらいしたと思います。しますね~。
では、お疲れさまでした。
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