ビルメン(設備管理)になるまで その4
- 2020.01.29
- 未分類

どーも、私です。
この記事はその3の続きになります。
消防設備の仕事を辞めた私は、管理会社に就職するという方向に目標を変更しました。
理由は、使われる側(業者)から使う側(元請け)になりたかったからです。
どうやって就職活動をしようか、いろいろ調べでいた時に、ポリテクセンターなるものがある事を知りました。
ポリテクセンターとは、職業訓練校の事です。そこにビルメンテナンスコースがあるのを知った私は、そこに入校する事を決めます。消防設備の職歴があったので、そのまま就職活動をして管理会社に転職してもよかったのですが、ビルメンテナンスコースの中に若年者コースと言うのがありました。普通のコースと何が違うかと言うと、カリキュラムの中に職場実習なるものがありました。
職場実習とは、実際のビルメンテナンス会社に1ヶ月間実習生として職場体験をさせて貰えるのです。
そこに魅力を感じた私は若年者コースを受ける事にしました。
当時は確か、普通コースの定員が30名で、若年者コースは6名だったと思います。普通コースより狭き門なので、少し不安でしたが、無事に合格する事ができました。蓋を開けてみれば若年者コースを受験したのは私だけでした。
こうして、人生で2度目の職業訓練生活を送ります。しかも今回は職歴があるので、失業手当を貰うことができます。前回の電気設備科の頃は大学を卒業して職歴が無いまま入校したので貰っていません。
訓練内容は正直あまり覚えてませんが、ビルメンテナンス業全般を学びました。電気、空調、給排水、清掃です。コースの期間は半年間です。その間に取得した資格は乙種危険物のみでした。今思えば2級ボイラーも取っておけばよかったと思います。今の会社に入社してから取りましたけど、講習を受けなければいけないので休みが潰れます。時間に余裕のある訓練校時代に取得しとくべきでした。
そんな感じで時が流れて、いよいよ職場実習がスタートします。
ある会社のある現場にお邪魔させて頂き、ビルメンテナンスの仕事を経験させて貰いました。ずっと消防設備の仕事しかしていなかったので、空調設備の事は全く解りませんでした。ただ、業務全体の負荷は苦に感じませんでした。工事を経験した事がよかったと思います。言い方が良くないかもしれませんが、楽に感じました。
職場の人間も職人気質な人は1人もいませんでした。こんな平和な職場があったんだなぁと感じたのを覚えています。
1ヶ月間の職場実習が終わった時にその会社の人事の人と面談をする事になりました。面談の内容は「よかったらうちで働かないか?」といった事でした。
私が職場実習をさせてもらった会社と言うのは、今現在、私が在籍している会社です。実習先の会社にそのまま就職した形になります。このような経緯でビルメンになりました。
それから今の会社に入社して6年目を迎えました。今の働き方には満足しています。何時に帰れるかも決まっていますし、休日も決まっています。有給も取得できます。消防設備の仕事をしていた時とは、大違いです。
消防設備の仕事は辞めてしまいましたが、その経験は無駄にはなっていません。今の仕事でも防災設備が関係してるので、知識や経験を活かせてます。
あと当時、付き合いがあった防災屋さんに、休みが合えば消防点検の応援に呼んで貰ったりしてます。たまにですけど、ちょっとした副業になってます。
以上、私がビルメンになるまでを紹介させてもらいました。
「防災屋上がりのビルメン」と言うことで、私の話は終わりです。
では、お疲れ様でした。

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