時代の変化
- 2020.03.02
- 会社について

どーも、最近娘のしゃべり方が母親に似てきました。ちっちゃいくせにいっちょ前に母親似の口調であれやこれやと言って来るので、やれやれと思っている私です。
私の仕事(設備管理)は大きなくくりで言えば建築関係です。私の前職である消防設備も建築関係の仕事だと思います。
建築関係の仕事はまさしく、男の世界(男社会)です。
その世界に最近、女性が増えてきたようです。会社の受付や事務員とかじゃなく現場にです。
たまに私は、本職が休みの日、ある会社に消防点検のお手伝いをしに行ってます。
その会社は女性の採用に積極的で、現場要員として20代前半の女性が居ます。その女性が火災感知器の点検で感知器を炙っています。(感知器を炙る=試験棒で感知器を発報させる事)
私が消防設備の仕事をやっていた時は、女性と一緒に現場仕事をするなんて考えもしませんでした。
現場に人手が足りない時、事務員の女性に手伝ってもらう事はありました。ただ、簡単な受信機操作(非常ベルを鳴らす)や、点検表のチェック等、サポート程度の仕事です。
まさか、女性と肩を並べて現場仕事をするなんて。
この事は私にとって「昨日まで男子校だったのに、今日から共学」ってぐらい、衝撃的でした。
この業界(建築関係)に女性が増えた事を、実際に体感した出来事でした。
また、現役消防設備士の知人に聞いた話ですが、関西の方に消防設備点検を女性のみでやっている会社が存在するそうです。
更に衝撃的です!
ものすごく興味深かったので、更に詳しく聞いてみると、
20~30代の女性3人で構成された点検部隊で、作業服の色はピンクだそうです。負荷の軽い現場を中心に回っているとの事。
いや~、時代は変わりましたね。3人の点検要員の内に1人、女性が居るのは有り得る事ですが、3人全てが女性とは珍しいですね。
消防点検もそうですが、私の設備管理の仕事でも女性が居ると助かる場面が有ります。
それは、女子更衣室や女子トイレです。これらの点検やトラブル対応をする時は、利用者が少ない時間帯に合わせ、立ち入りを禁止して行っています。こちらの都合で自由に出入りできないので、それが可能な女性が居たら助かるなぁと常々思っています。
私のビルメンテナンス会社は設備管理としての女性はゼロです。清掃は女性が多いですが、設備に女性は居ません。(私の会社は設備事業部と清掃事業部と大きく分けて2つの事業から成っています)
なぜ我が社には、女性設備員が居ないのか上層部に聞いた事があります。
・そもそも応募はあるのか?
多くはないですが、時々応募は来てるみたいです。
・なぜ採用しないのか?
1番の理由として、仕事の幅に制限があるからだそうです。例えば、高所作業だとか天井裏作業の様な危険が伴う作業は頼みにくいそうです。
あと物理的な問題もあります。女性を採用するとなると女性専用の更衣室を設けなければなりません。
大まかにこういった理由から我が社は女性の採用を見送っているそうです。
設備管理と言う仕事は男性に適した職種のようになってますが、私はそんな事は無いと思います。女性でも全く問題無いです。この仕事は、本人にやる気さえあれば性別や年齢は関係無いと思っています。
その理由は、全体的に仕事の負荷が軽いからです。「建築」というと肉体労働できついイメージがあると思いますが、「点検」や「管理」に関しては、そんな事ありません。
力仕事なんて有りません。10kgの物を持てる力があれば十分です。
商品を売る様な仕事じゃないので、売上目標といったノルマもありません。
勤務はシフト制なので基本的に残業は無いです。休みも週に2日取得できます。
上記の様な理由から私は女性に適した仕事だと思います。
女性の建築関係への進出という時代の変化に、我が社はしっかりとアンテナをたてるべきです。女性を受け入れる準備をして損はないと、私は感じています。
私は、これから更に女性の建築関係への進出は進むと予想します。この時代の変化に対応できる会社と、そうでない会社では将来が違ってくる事でしょう。
女性の採用に消極的な、我が社の将来が心配です。
では、お疲れ様でした。

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