暖房から冷房 切り替えによる付帯作業

暖房から冷房 切り替えによる付帯作業

どーもm(_ _)m

コンビニに買い物に行ったとき、外国人従業員の名札を見るのが密かな楽しみの私です。「ソバ」さんと「サラダ」さんが働いてました。

5月に入り外気が上昇してきました。寒の戻りも過ぎ去りこれからは夏に向かっていく事でしょう。

私の現場の地下の商業フロアは、外気上昇に伴い、暖房から冷房に切り替えます。

この切り替え作業自体は、とても簡単です。中央監視盤のパソコン上のみで完結します。少し前までは、冷温水配管のバルブ操作の必要があり、そこそこの重要作業となっていました。

空調更新工事が完了した今は、機械制御になりましたので、パソコンのマウスをクリックするだけで切り替え作業が行えるようになってます。

本来はこの切り替え作業のみで完結できるのですが、商業フロアのある店舗に関して、付帯作業が発生してしまいます。

その店舗は、「花屋さん」です。

取り扱っている商品が「花」なので、気温に気を使います。

冬場の「暖房」時は、花が開いてしまうという事で、温かい給気が出ないよう、その店舗系統のVD(ボリュームダンパー)を閉めています。

逆に夏場の「冷房」時は、冷たい給気を送って欲しいという事で、VDを開けてあげる必要があります。

今回はこの付帯作業を実施します。

ただ単に、VDを開けるだけで済むのであれば簡単なのですが、そうは行きません。

暖房時の約半年間、ずっとVDを閉めていた為、ダクト内に「スス」が溜まっている可能性があります。

なんの対策もせず、VDを開けて給気を送ると、店内にススが舞って、商品(花)がススだらけになってしまうかもしれません。このような物損事故を起こしてしまうと補償問題に発展し、非常に大変ですのでとても気を使います。

なのでVDを開ける前に、このスス対策を行います。

まず最悪、ススが出てしまっても大丈夫なように、店内商品に養生をします。

この様に保険をかけときます。

店内、空調の吹き出し口(アネモ)がこちらです。

アネモコーン(蓋)を外します。

アネモ内部のシャッターが開いているのを確認しつつ、

濡らしたウエスで拭き上げます。

拭き上げが完了したら、この吹き出しにフィルターを設置します。

こちらのフィルターを使用します。

フィルターの固定にはこの様な、ワイヤーを使います。

輪っかにして電材のリングスリーブに通しています。

フィルターを吹き出し口に押し込んで

ワイヤーで固定します。

ワイヤーを内部で広げて、なるべく隙間が出来ない様にします。

店内のアネモは3台有りますので、同じ作業を台数分行い、VDを開ける準備完了です。

では、VDを開けます。

SからOに(0%から100%)にします。

これで、店内に給気が送られ始めました。

約30分程、ススが出てないか様子を見て、大丈夫そうだったので、商品にかけた養生を撤去して作業完了です。

アネモ吹き出し口に設置したフィルターは夏本番に差し掛かる7月頃までには撤去する予定です。

今回も無事にスストラブルに見舞われる事無くVDの開放が完了して良かったです。

では、お疲れ様でした。

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