排気ファン異音 再び

どーもm(_ _)m
謎が解けて頭がスッキリした私です。
この記事は過去の「排気ファン 分解」のその後(続き)になります。
前回は、異音がしている排気ファンを調査の為に分解し、排気ファン自体に原因は無い事が解りました。
原因がはっきりしませんでしたが、前回の分解作業後、異音がしなくなったので良しとしてましたが数日後、再び異音がするようになってしまいました。
どうやら異音の原因は他にあるようです。
排気ファン本体じゃないとなると、排気ダクト以降になります。
この排気ファンが設置されている湯沸かし室の、排気ダクトの系統を追ってみます。
通路天井の点検口から難なく排出口まで追う事ができました。
終端の排出口がこちらです。

湯沸かし室の排気は、この排出口から排出されているようです。
脚立に上がって、近くでよく見てみます。

汚れが激しいです。と言うか、汚れで排気口が閉塞気味になってます。
ここで「ピン」ときました。異音の原因は、どうやらこれのようです。
説明すると
「吸い込み口(湯沸かし室排気ファン)と排出口の風量バランスが、汚れ(目詰まり)により悪くなり、天井転がしの蛇腹ダクトを振動させてしまい、その振動が天井金具に伝わり異音を発生させた」
というのが私の見解です。
要約すると、異音の原因は
「ダクトの振動」です。
そのダクトの振動の原因が
「排出口、汚れによる閉塞」です。
これで間違いないと思います。
ではさっそく、対策を施します。
といっても、排出口を清掃するだけです。
掃除機と濡れウエスでご覧のとおり

汚れを除去しました。

綺麗になりました。これで目詰まり解消です。
ダクトの方も念のため、天井金具と干渉している部分に

緩衝材代わりに吸水マットを間に挟みました。
これで今度こそ、異音トラブルは解決したと思います。頭スッキリです。
異音トラブルの原因が解ってしまえば、単純な事ですね。
原因を解決するのに、排出口の清掃をするだけで済みます。
過去のどっかの記事でも書いたと思いますが
「トラブル調査をする時にはまず、簡単な事から調べる」
という私なりの鉄則が、今回は実行できてません。
手間のかかる作業(排気ファン分解)を初っぱなにしてしまいました。
排気ファン自体も綺麗に清掃できたので無駄にはなってませんが、、、。
最短ルートで解決する事が出来ませんでした。
私もまだまだって事ですね。今回の件はいい勉強になりました。(やはり、仕事で物を言うのは経験ですね)
しかし、排出口の蓄積された汚れは、なかなかすごかったですね。
おそらく設置されて今日まで、1度も清掃した事がないのだと思います。
あの汚れっぷりは、果たして何年物でしょうか?
私の予想は、30年ってとこでしょうか。
もし、あの排出口がウイスキーなら、なかなかの代物ですね、、、。
スベり気味にオチがついたという事で
では、お疲れ様です。
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