我が社(独立系ビルメンテナンス)の特徴シリーズ第1弾「同族企業」

どーもm(_ _)m
独立系ビルメンテナンス会社にかれこれ6年間、在籍している私です。
今回の記事(シリーズ)は「私事(わたくしごと)」ならぬ我が社事な内容となっています。
巷でよくいわれているように、ビルメンテナンス業界は3種類に分類されています。
・系列系ビルメンテナンス
・独立系ビルメンテナンス
・自社ビルメンテナンス
ですね。(確か、、)
タイトルのとおり、我が社はもちろん「独立系ビルメンテナンス」です。
独立系ビルメンテナンスといってもいろいろでしょうが、どこも似たようなもんなんじゃないかと私、個人として思います。
なのでこれから紹介する内容は、我が社事なんですが、「独立系ビルメンテナンスにいえる特徴」とも言えるのかもしれません。
では、内容に入ります。
【同族企業】
世の中の独立系ビルメンテナンス会社はほぼこれだと思います。
我が社も「○○さん一族とその親戚」がトップを牛耳っています。
もちろん、完全に世襲制です。
現在の社長様で3代目になります。
よく言われてるように世襲制は、この3代目が運命の分かれ道です。
初代は、ゼロからのスタートなんで苦労してます。
2代目は初代の苦労を知っているので、初代を見習って経営を勉強して、初代が作りあげた事業を確固たるものにしたんだと思います。
おかしくなるのは3代目です。乱暴な言い方をするなら、先代が作り上げたものに乗っかるだけです。
当たり前ですが、世襲制なんで経営の能力がなくてもトップの座に就けます。
中には3代目も素晴らしい経営能力を持っている会社も存在すると思いますが、巷で言われているように大抵は3代目で雲行きが怪しくなるのが世襲制のセオリーです。
我が社の3代目もどセオリー通りとなっています。
ちなみに我が社は、次の4代目が暗黙の了解で決まっています。(公式発表はされていない)
約2年前に一族の親戚の中から選ばれて、異業種から我が社へ入社してきました。(ちなみに年齢は20代後半)
入社して今日までの行動や評判を見聞きしていると、期待はできません。
期待できない理由はいろいろとあるのですが、私が1つ決定的だった事を紹介します。
まず、将来の4代目は異業種からの入社です。我が社の仕事は当然、知りません。
現3代目社長は高齢ですが健在ですので、4代目就任を急いではいません。なので社長に成るための準備期間には余裕があります。
我が社の仕事を知ってもらうためにも最初の3、4年は現場に配属されるものと、私は勝手に予想してました。
予想は外れました。
いきなり経営部でした。
これは考え方の違いで、現場と経営は全くの別物と考える人もいるのでしょう。
「現場経験がない社長」
現場労働者が一番嫌うパターンではないでしょうか?
実際に、我が社には常駐管理している現場が30現場ほどあるのですが、どの現場でも将来の4代目を相手にしてないらしいです。(設備部長からの情報)
この決定(現場に配属しない)を下したのは現3代目社長です。
理由は「経営を学ばせたいから」だそうです。
各部門部長が、最初は現場への配属を打診したそうですが、上記の理由で却下となったらしいです。(設備部長からの情報)
経営をした事がない私には、どっちがいいのか断言できないのですが、感覚的には現場経験のある社長の方がいいです。
果たして、現状を維持するだけで精一杯(維持できてるのかも疑問)の3代目社長の経営力で、将来の4代目は成長できるのでしょうか?
「経営能力がない人間が権力だけを持つ」
これが世襲制、つまり同族企業の弊害です。
あまり期待はできませんが、将来の4代目には是非頑張って欲しいです。
4代目で終わってしまわないように。
昔、国語の授業で文章構成の書き方として「起承転結」を教わりました。(当ブログでは全く意識してない)
この「起承転結」実は、駄目なパターンの同族企業に当てはまる言葉ではないでしょうか?
・初代が事業を起こすので「起」
・2代目が初代の意志を受け継ぐので「承」
・3代目が勘違いをするので「転」
・4代目がとどめをさして「結」
、、、、、。
こうならない事を祈ります。
まあ、なんやかんや批判というか愚痴っぽい内容となってしまいましたが、私はこの同族企業の弊害について深刻に悩んでる訳ではありません。
「会社がこうだから駄目なんだ」や「ああすればいいのに」なんて話を、部長を含め現場の人間とする事もありますが、こういった会話自体に全く意味がない事は解ってます。
ただの狭い世界の中のちょっとした娯楽みたいなもんです。
社長には、社長になってみないと解らない事があるのは理解してます。
リスペクトは無いですけど、、。
では、お疲れ様です。
この我が社の特徴シリーズは第2弾「人事が謎」へつづく。
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