我が社の特徴シリーズ第4弾「ビルメンテナンス業界のファーム」

どーもm(_ _)m
牧場の牛乳ソフトクリームが大好きな私です。
この「我が社の特徴シリーズ」も、ついに?いよいよ?第4弾となりました。
第4弾では、ビルメンテナンス業界における我が社の役割と言うか位置付け的なことを書いてみようと思います。
ファームとは
結論から言うと、私はビルメンテナンス業界における我が社のポジションは「ファーム」です。(言いきります)
ここで言うファームは直接的な意味の「牧場」ではなく、比喩表現です。
プロ野球で、1軍以下の事をファームと表現します。
サッカーではトップにJ1があり、その下にJ2、J3と続きます。
我が社は残念ながら、トップリーグの1軍や、J1には当てはまりません。
いいとこ「ファーム」です。
では、どういった所がファームに似ているのか説明します。
入りやすい
まず、この業界(ビルメンテナンス)でやって行こうと思った時、ビルメンテナンス会社に就職する必要があります。
大手と言われる会社は、なかなか入れないです。(当たり前)
大手会社は資格や経験年数の条件があるため未経験者にとって敷居が高いです。
その点、我が社は敷居が低くなっています。この「我が社の特徴シリーズ」を第1弾から読んで頂けてる方なら解ると思うのですが、元々高くなかった敷居が、更に低く設定されています。
資格も経験年数も関係ありません。むしろ未経験者のみを対象としている感じです。
つまり、我が社はビルメンテナンス業界の入り口として、とても入りやすくなっています。
経験が積める
仕事に携わる環境を確保できたら、そこから経験を積むのみです。
意識の高い人であるなら、ビルメンとしての腕を上げる努力をするはずです。
まずは、最低限の仕事(設備点検など)を覚えます。2年もすれば余裕ができますのでトラブル対応等、今まで先輩がやってきた仕事に挑戦します。
実務と平行して、資格の取得にも挑戦します。(実務経験がないと受験できない通称ビル管)
上を目指すビルメンなら3、4年で一人前のビルメンに成れると思います。
ステージアップ
我が社で経験を積み、日々の仕事が難なくこなせるようになると、「次」を意識し出します。
と言うか、入社3、4年目辺りから我が社の業務範囲では物足りなく感じ出します。それ以外の理由(我が社の内情や将来性)も考慮すると尚更です。
こうして、できるビルメンは転職していきます。
我が社で経験と資格を修得して、次のステージへと旅立ってしまいます。
つまり、冒頭の「プロ野球」で例えるなら「弱小球団に入団し、そこでメキメキと実力と経験を身につけ、人気球団へ移籍する」という流れです。
我が社として
まさしく、我が社は現在、大手ビルメンテナンス会社のファームの様な位置づけとなってしまっています。
我が社で育てた?育ったビルメンを他社に取られて(穫られて?もしくは盗られて?)しまっています。
大事な戦力の流出が止まりません。
やる気があってできる設備員は大体、入社して3年~5年の間で転職します。
代わりに入社してくるのは未経験者です。
私の現場で言うと、入社した6年前から現在までで残っている設備員は主任と私だけです。それ以外の人は、ほとんど辞めてしまいました。(現場移動の人もいます)
他の現場でも、設備員の半分は未経験の新人という所が多くなってるようです。
総括
現状を理解したうえで、「ビルメンテナンス業界のファーム」は持続可能なのか?考えてみました。
まず、ファームであることのデメリットを考えてみます。
単純に、人材が流出することで組織のレベルが下がります。新人の教育も不十分になるので、下がったレベルを上げるのが難しくなります。
となると、新たな業務の拡大は望めないどころか、現在持っている仕事の継続も難しくなる可能性があります。
デメリットは深刻です。
では、メリットを考えてみます。
無し。
思いつきません。
ファームであることのメリットは見当たりません。
これだと少し寂しいので「たられば」の話をします。
もしヘッドハンティングなどで我が社の設備員が転職する(これ結構、行われています。配属先の元請け会社が、我が社の設備員を引き抜くことがある)場合、プロ野球のように移籍金を頂ければ、持続可能です、、、。
切実に移籍金が欲しいところです、、。
配属先の元請け会社と仕事のパートナー契約をする時に「もし、我が社の設備員を引き抜く場合は、その設備員の力量によって1人につき50万~100万円の移籍金を請求致します」という文言を付け加えできれば、、、。
第4弾の「ビルメンテナンス業界のファーム」は、「たらればの移籍金」で終わりにしたいと思います。
では、お疲れ様でした。
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