ビルメン おすすめ現場
- 2020.07.07
- 番外編

どーーもm(_ _)v
現場移動の経験がない私です。
ビルメンテナンスブログをやってる都合上、他の方のビルメンブログをチェックしてみました。
すると「おすすめ現場」についての記事が目に付きます。
なので私もその題材で私なりの考えを書きたいと思います。(2番、、いや10番煎じかな?)
この記事の内容は、私個人の考えですので、正しいかどうかの答えはありません。
・私のおすすめ現場はどこ?
設備管理において、どのような属性(病院、ホテル、オフィスビル、商業店舗、などなど)の現場がいいのか?ということがよく話題になってるようです。
現場の良し悪しを決める要素は「楽かどうか」で判断されています。
確かにその判断基準も重要だと思います。現場の属性によっては、設備管理の業務とは関係ない仕事があったりして、無駄に忙しい現場も存在してます。
我が社のことで言えば、「駐車場の誘導」「納品物の運搬」「草むしり」などなど、これらの業務外(雑用)と言える仕事をやってるせいで忙しい現場です。
では、設備管理業務自体が忙しい現場はどうでしょうか?
良し悪しで言えば、「悪し」でしょうか?
私は、「良し」の方だと思います。
忙しくて大変かもしれませんが、仕事の経験が積める(自分の財産になる)ことは間違いないです。
つまり、私のおすすめ現場は「設備管理業務が忙しい現場」です。
・どういった現場が忙しいか?
建物の属性や規模により、設置されている設備の種類や数に違いがあります。
このことを考慮すると、大規模な複合用途施設が忙しい傾向にあると思います。
同じ建物内に、オフィスがあって、商業店舗があって、病院もあって、、、。
こういった物件を管理している会社は限られますね。仮にそういった現場に配属してもらいたくても、物件が無ければ不可能です。
ではどうするか?
もうひとつ、忙しい現場であることが予想できるポイントがあります。
それは、そのビルの築年数です。
築年数が経っていれば、それに見合ったトラブルが発生するので忙しいです。
トラブル対応力をつけるには、築年数の経っている現場がおすすめです。
特に仕事経験が浅い人におすすめします。
もし、経験が浅くして、設備トラブルが滅多に起きないような現場(新築に近い物件)に配属され「楽な現場でラッキー」なんて思っている人は、私としては事実上の自殺をしていることと同じです。
日々の通常業務は身につくかもしれませんが、トラブル対応力が全く身につきません。ビルメンとして、成長のスピードが遅れます。
・何故、トラブル対応力が必要か?
私はビルメンの力量の差が出るのはこのトラブル対応力だと思ってます。(日々の定期点検も、もちろん大事)
何か設備トラブルが発生したとき、自力で解決することができれば、現場ビルメンとしては一人前かなと思います。
私自身この業界6年目で、まだまだ知識も経験も未熟ですが、日々の業務で意識しているのはトラブル対応です。
トラブル対応に重点を置くのには、私なりの理由があります。
この仕事に6年間携わってきたなかで、日々感じるのですが、メンテナンスの仕事量が低下してます。
メジャーな例をあげるなら
蛍光灯のLED化により管球交換の仕事量は、ひと昔前と比べ激減しました。
他には、空調設備の冷暖(暖冷)切り替えです。
ひと昔前は、手動で冷温水配管のバルブ操作をしていました。
ですが今、空調更新工事の完了した私の現場は、中央監視盤PCの操作のみでバルブ切り替えが自動で行えます。
他にも細かい例をあげるなら
新しい空調機のファンにVベルトはありません。モーター直結です。
これにより、ベルト交換とベアリングのグリスアップは必要なしです。
これらのことから、今後も設備のリニューアルにより、私たちビルメンの仕事は減っていくと予想します。
仕事量か減れば、必然的にその現場の人員も減らされます。
今まで10人現場だったのが、5人になるかもしれません。
そうなった時、どの設備員を残すか?
ここです!トラブル対応ができる設備員が選ばれるはずです。
・備えあれば
少し先の話かもしれませんが、今のうちからそういうことを意識しておいて損はないと思います。
もし今現在、巷で楽と言われてるような現場にいて、トラブル対応に自信がないのであれば、思い切って移動することをおすすめします。
会社の人事担当者に「築年数が古い現場に行きたいです」と伝えるべきです。
私にも言えることですが、将来のために今、力を蓄えときましょう。
では、お疲れ様です。
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