【下請けはつらいよ】カッコウの托卵(たくらん)か?

どーも( ̄△ ̄)
昔、手乗り文鳥を可愛がって飼っていた私です。
この記事は【下請けはつらいよ】シリーズ3作目になります。
1作目、2作目もございますので、よろしければどうぞ。
1作目【それって修繕?】
2作目【接待現調か?】
今回は、、、今回も、それって違くないか?という事がありますので紹介したいと思います。
ビルメン会社「下請けはつらいよ」
~カッコウの托卵か?~

みなさん、「郭公(カッコウ)」という鳥は知ってるかと思います。
まんま、「カッコウ♪」とさえずることで有名な鳥です。
では、そのカッコウが「托卵」という子育て方法なのは知ってますでしょうか?
托卵とは?
簡単に説明しますと「自分より弱い鳥類の巣にしれっと自分の卵を混ぜることで、別種の仮親に子育てをさせる」ことです。
(種類が違うので、生まれてくる本家のヒナよりカッコウのヒナの方が身体が大きいです。なのでカッコウのヒナは本家の卵を巣から捨てたり、本家のヒナを踏みつけたりして、エサを独占してしまいます)
つまりカッコウは「我が子の世話を他人に押しつけて、巣立ちまで面倒をみてもらう」という子育て方法です。(子育てというか育児放棄)
いやー、恐ろしいですね。
カッコウにも、そうぜざるを得ない理由があるのかもしれませんが、今回はカッコウ側の言い分は無しとして言わせてもらいます。
カッコウの托卵という行為は、最低で卑怯で利己的で鬼畜で下衆で畜生だと思います。

(自然界は弱肉強食の世界なので、良いも悪いもないのは分かっていますが、人間社会にいる私としてはそう感じる)
この事を踏まえたうえで、これ(カッコウの托卵)に似たようなことが私の現場で行われています。
元請け会社に今年度から新卒の新入社員が入りました。
新卒なんで、現場の仕事内容を知りません。
もうお分かりですよね?
元請けの新人教育担当者から、日々の定期点検業務について、元請けとは全くの別会社である私たちが何故か、仕事を教えるよう指示されました。
例えば、私達の仕事に教育担当者と新人が同行して、教育担当者が業務の説明なりを新人にするなら分かります。
しかし、現場には新人だけが来て、教育担当者は来ません。
完全に新人教育を託されています。
私の現場では別会社の新人に仕事を教えるという、理解し難いことが行われています。
そうです!この記事のタイトル「カッコウの托卵か?」とはこのことです。
元請けの現設備担当マネージャーは、私達下請け設備員のことを残念なことに完全に見下してます。
新人さんは今でこそ礼儀正しいですが、仕事のことや業界のことが分かるようになると将来、私達下請け会社のことを見下す存在になるかもしれません。
新人さんには申し訳ないですが、とても懇切丁寧に仕事を教える気にはなりません。(そもそも私が工事上がりの人間なんで、余計に)
新人さんと、私たち下請け設備員にとってお互いに不幸です。
どうやら、この「カッコウの托卵」は私の現場に限ったことではないようです。
我が社の別の現場でも行われてるようです。(また別の元請け会社から)
是非とも、自分のとこの新人は自分のとこで教育してもらいたいもんです。

最期に、托卵という行為に対して「 最低・卑怯・利己的・鬼畜・下衆・畜生 」と言いましたが、決して元請け会社に言っているわけではありません。
もし、そう誤解されたのであれば、申し訳ありません(^^)v
では、お疲れ様です。
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