現場ビルメンの未来を予想してみる

現場ビルメンの未来を予想してみる

どーもm(_ _)m

「的確に未来を予想することができたなら」と思っている私です。

最近の世の中の状況を見ていて、ビルメンテナンス業界は将来、この様になるのではないか。

というのを書いてみようと思います。

※私の予想に根拠は全くなし

世の中では「新しい働き方」が産まれて、それが定着しつつあるようです。

新しい働き方とは「ギグワーク」と言われるものです。

ギグワークとはどのような働き方か?を例にあげると、代表的なのが「Uber eats(ウーバーイーツ)」です。

Uber eatsは、もはや説明不要で世の中に認知されていると思います。が、一応簡単に説明します。

フードデリバリー(配達)の仕事で、ドライバーは、主に自転車やバイクで配達します。

特徴的なのは、ドライバーは飲食店の従業員ではありません。

Uberという会社にドライバー登録した「一般人」です。Uberとの雇用関係もありません。

業務委託という形で、配達の業務を請け負い「1回の配達で○○円」といった感じで仕事をします。

もうひとつ特徴的なのが、仕事はスマートフォン上で全て完結できます。

仕事の依頼が個人のスマホに直接届くシステムになってます。(受ける受けないは自由)

つまり、これまでの「会社と雇用関係を結ぶ必要のある労働」とは自由度が違います。

ギグワークの人口が増えている1番の要因だと思います。

このギグワークの特徴は「比較的、誰でもできる業務内容」です。

Uber eatsに関して言えば、自転車やバイクで目的地まで移動する事が出来れば誰でも仕事が可能です。

私の印象では今のところ、誰でも可能な仕事がギグワーク化してるように思います。

ただ、これはギグワークのほんの「入り口」なだけで、今後は経験やスキルが求められる仕事にもギグワークの波が押し寄せてくるのではないかと予想してます。

ビルメンテナンス業で考えてみます。

例えばこんな感じです。


・業務内容

PACフィルター交換・清掃

・日時

○月×日 9:00~15:00(最大で15:00)

・場所

○○市××ビル

・報酬

1,2000円

・備考

業務は現場担当者の指示のもと、行います。作業では脚立を使用します。作業前ミーティング有り。


Uber eatsならぬ「Uber ビルメン」にビルメンテナンス業務経験者が登録してると、上記のような仕事の依頼を受けれます。

他には


・業務内容

空調機点検

・日時

○月×日 9:00~17:00(最大で17:00)

・場所

○○市××ビル

・報酬

16,000円

・備考

業務は現場担当者の指示のもと、行います。空調機ファンのグリスアップ有り。絶縁測定有り。作業前ミーティング有り。


といった感じです。

一般人には不可能な仕事ですが、ビルメン経験者にとっては出来て当たり前の業務です。

この「経験者にとって出来て当たり前の業務」に対してのギグワーク化が今後、どの業種でも展開されるのではないかと予想します。

ビルメンのギグワーク化により常駐設備員に対する人件費の大幅な削減が可能になります。(定員数を減らせる)

定員が5人の現場は3人に、10人の現場は5人に。

ビルのオーナーもしくは元請け会社にとってメリットは大きいです。

ギグワークの代表格であるUber eatsがここまで世の中に普及した現実をみると、これから更に裾野を広げる可能性は十分にあると思います。

もちろん、私個人の考えでして根拠はありません。

ビルメンテナンスのギグワーク化も、いろいろとクリアすべき問題があると思います。

ただ、可能性としてゼロではないはずです。

以上、根拠のない私の勝手な予想をお伝えしました。

では、お疲れ様です。