検針業務の重要性

検針業務の重要性

どーもm(_ _)m

検針記録表には必ず目を通す私です。

私の現場ではなく他現場での出来事ですが、「これは我が社らしい」と思えることがあったので紹介します。

どの現場でも、電気設備、空調のポンプ、水道メーターなどの検針を日々、決められた時間に行っているかと思います。

その他現場での出来事とは、水道使用量を表すメーターの値が、明らかに前日と比べて増大してた(かなり増えた)そうです。

しかし、検針した人はそれが異常であることに気づかずに、放置してしまったとの事です。

結果的に異常に気づいたのはその日の夕方の引き継ぎ時で、そこから調査したところ「トイレの洗浄水が流れっ放しになっていた」のが原因だったそうです。

夕方の引き継ぎ時にそのメーター値が異常だとわかる人間が気付けたのが、せめてもの救いです。

もしそうでなければ更に長い間、放置されることになっていたと思います。(トイレ清掃の方が気づくとは思いますが、、)

この人的事故により「賠償問題」が出てきます。

私たち設備員は、こういったトラブルを発見し対応する業務で、オーナーなり元請け会社と契約しています。

異常に気づくべきところで気づけずに水道使用量の増大を招いた責任は現場の設備員にありますので、その分の賠償金を支払わなければならなくなります。

お金の問題もそうですが、それ以上に、我が社の信用も失ってしまうかもしれません。(契約の解消に繋がる)

今回、検針をした設備員の人はメーターの数値をただ単に記録しただけの「記録員」です。

設備員としての自覚があれば、その数値の理由を知ってる(もしくは想像する)必要があります。

検針は毎日行います。

当たり前の業務になってしまい、流れ作業化してしまいがちです。

検針にはデータとして記録する意味もありますが、検針をするもうひとつの意味も理解しておきたいもんです。

今回の様に、我が社では他現場での事故事例を、全現場に共有してます。

これを期に私の現場でも気をつけたいと思います。

今回は、ビルメン従事者にとって至極当然な事かもしれませんが、再確認するということで、ひと記事書いてみました。

では、お疲れ様です。