ウォシュレット、リモコン 組み合わせ設定方法

ウォシュレット、リモコン 組み合わせ設定方法

どーもm(_ _)m

説明書を理解するのが苦手な私です。

商業店舗フロアのウォシュレットが壊れました。

便座のヒビ割れです。

お客さんが怪我すると良くないので新品と交換になります。

型番を調べて

同じ物を注文します。

が、この商品は既に取り扱い終了となってますので、手に入りません。

代わりにこちらの

後継品(TCF5503S)を注文しました。

このウォシュレットと交換します。

と、その前に。

このウォシュレットの操作はリモコンで行います。

既存のリモコンを見てみます。

壁、埋め込みリモコンが付いてます。

今回注文したウォシュレットの付属リモコンは露出タイプです。

露出タイプの電源は乾電池で、埋め込みタイプは100Vの電線で繋がってます。

リモコンの仕様が異なるので、注文したウォシュレットに付属されてるリモコンとの交換は不可能です。

では、どうするか?

この場合「新しく注文したウォシュレット本体の設定を、既存の埋め込みリモコンの設定に合わせる」ことで使用可能になります。

この事は、注文した新品のウォシュレットの取り扱い説明書施工説明書には載っていません。

メーカーのサイトで調べると、設定方法が説明されていますが、なにやら解りづらいです。

なので今回は、その設定方法を紹介したいと思います。

既存、埋め込みリモコンの設定を調べる

まず、既存リモコンが「何」に設定されているか調べます。

これは、リモコンのボタン操作により水勢ランプを点灯させることで分かります。

全、5つの水勢ランプが、設定されてるコードを表します。

コード表はこちらです。

ランプの点灯箇所と、このコード表を照らし合わせることで、現在の設定が判明します。

では、実際に操作します。

リモコンの「止」と「おしり」を10秒以上押し続けます。

すると水勢ランプが全点灯します。

ボタンから手を離すと、点灯から点滅(2秒間)になります。

その間に(すぐに)「ビデ」を5秒以上押します。

すると、5秒後に現在の設定をランプで表します。

左から2番目(ステップ2)のみ点灯。

設定コード表によると、このリモコンの設定は「特2」であることが判明しました。

最後に「止」ボタンを押して終了です。

付属リモコンのコード切り替え

設定コードが判明したので、ウォシュレット本体の設定を「特2」に合わせてあげれば、既存の埋め込みリモコンで使用可能となります。

ウォシュレット本体の設定変更は、付属のリモコンで行います。

そのためにまずは、付属リモコン自体のコードを切り替える必要があります。

リモコンを裏返しにします。

プラスのビスを緩めて、カバーを外します。

基盤が出てきました。

コード切り替えは、乾電池を外した状態で行います。

基盤の左下にジャンパー線が4本(JP1~JP4)確認できます。

このジャンパー線を切断することで、コード切り替えが行えます。

小さいですが、基盤上にコード表が載っています。

これによると、「特2」にするには「JP2」のみを切るようになってます。

JP2のジャンパー線を、ニッパーで切ります。

この時、ジャンパー線の切りクズがリモコン内に入らないように注意します。

カバーを戻して、付属リモコンのコード切り替えは終了です。

ウォシュレット交換

付属リモコンの準備ができたので、さっそくウォシュレット本体に反映させたいとこですが、そのためにはウォシュレットを通電させる必要があります。

なのでまず、ヒビ割れしたウォシュレットと交換します。

ウォシュレットの交換方法は過去記事「ウォシュレット取り替え」で紹介してますので、ここでは詳しい説明を省きます。

ヒビ割れウォシュレットを撤去して

新しいウォシュレットを設置します。

コンセントに電源プラグを差し込むだけの状態にして準備完了です。

ウォシュレット本体の設定変更

いよいよ最後の作業です。

ウォシュレット本体へ「特2」の設定を行います。

コンセントに電源プラグを差し込み、ウォシュレット本体を通電させます。

ノズルが伸縮(イニシャル動作)するので通電したことが分かります。

イニシャル動作終了後、2分以内に付属リモコンの「止」ボタンを10秒以内に5回押します。

電子音が「ピッ」と鳴り、設定を受け付けたことを知らせます。

本体でも、設定されたコードをランプの点灯で確認出来ます。

3秒間程しか表示されない

コード表はこちら

「運転」と「節電」ランプ点灯なので、コード表と照らし合わせると「特2」で設定されたことが分かります。

最後に、既存の埋め込みリモコンで試運転をし、問題なく作動することを確認して完了となります。

まとめ

メーカーの説明書を読んでも、なにやら解りづらく、最初は難しく感じます。

ただ、一度やってみて流れを把握すると、さほど難しくはありません。

①既存の設定コードを確認する

②付属リモコンのコード切り替えを行う

③ウォシュレット本体のコード設定を行う

という流れです。

将来、忘れた頃に発生する作業だと思うので、記録としてここに記します。

ウォシュレットの操作ボタンがこのような

本体と一体型であれば、設定で苦労しなくて済むんですが、、、。

では、お疲れ様です。