ついにコロナの影響が、、、

ついにコロナの影響が、、、

どーもm(_ _)m

もう何か月も「密」を避けている私です。

我が社は、いい意味でも悪い意味でも世の中の経済に影響されにくいポジションにいます。

コロナウイルスが流行り出して緊急事態宣言が発令された時でも、我が社には特に影響が及びませんでした。(会社の売り上げに変化なし)

しかし、ここにきていよいよ「影響が出そう」という話しを耳にしました。

それは「ホテル」と「劇場」の管理をしている現場です。

この2つの施設は皆さんもご存じの通り、コロナの影響をモロに受けています。

どうやら経営がままならない状態のようです。

そこで元請け会社からこのような打診がありました。

「盆明けから設備管理の業務を必要最低限にする。それに伴い設備員の人員を減らしたい。是非、検討をよろしく」

とのことです。

つまり「設備員の契約人数を減らすことにより建物の管理費用を抑えたい」ようです。

「検討をよろしく」と言うことは、はたから見るとこちらにも選択肢があるようですが、我が社からすると「そうするので、準備しといてね」ということです。

「急な設備員の削減は契約違反なんで致しかねます」なんて言えません。

まあこのご時世、しょうがないというか当然の処置でしょう。

常駐設備員の契約人数を減らされるので我が社としての売り上げもその分減少します。

劇場に関しては、今までは24時間管理でしたが、夜間は警備員のみとし、設備員の宿直業務も削るようです。

ついに、コロナによる経済的な影響が我が社にも及んでしまいそうです。

では、実際にそうなった場合の我が社の対策を考えてみます。(というかそうなる)

契約人数を減らされるので、現場難民が出ます。

しかし、これに対して我が社は常日頃から準備をしてきているので問題ではありません。

欠員現場へ移動させるだけで現場難民問題は解決です。

と言うのも、我が社は年間を通して(慢性的な)人員不足です。(人材不足でもある)

意図していたわけではありませんが、「コロナの影響により人員不足問題が解決する」という現象が起きようとしています。

会社として契約人数の削減により売り上げが下がるのは確かに痛手ですが、私は決して悪いことばかりではないと感じています。

今まで欠員現場では人員の余裕がなく、経験の浅い設備員に対してちゃんとした教育をする時間と心のゆとりが持てませんでした。

しかし今回の出来事で、欠員が解消されます。

これは新人教育に力を入れるチャンスです。

我が社の設備員のレベルには格差があります。

できる人はしっかりしていますが、できない人は2年目だろうが3年目だろうが新人とほぼ同じレベルです。(本人の意識の問題でもある)

会社はこの事を把握しているか不明ですが、これを機に設備員のレベルの底上げをすべきだと思います。

まだこの状況は長期化しそうな雰囲気ですが、我が社もアフターコロナに向けて準備しておく必要ありです。

コロナ後のビルメンテナンス業界はどのようになるのか?はっきりとした予想はつきません。

前と同じ状態に戻るだけかもしれませんし、削れるものは削る方針が根付く可能性も考えられます。

どちらにしても求められるのは設備員の質です。(削れるものは削る方針は特に)

我が社は人員不足が生み出す負のスパイラルを断ち切るひとつのチャンスを迎えます。

我が社はこの事についてどう考えているのか、いち社員の私としては気になるところです。

ちなみに、私の現場単位ではコロナの経済的な影響は今のところありません。

それはビルの属性が複合用途だからだと思います。

商業店舗・クリニック・オフィス・会議室・ホテルが入っています。

ホテルに関しては現在休業中ですが、それ以外は通常通りです。

複合用途であるが故、管理が複雑化しますがその分、今回のコロナでは影響をモロにうける事はないです。

これは投資の格言である「ひとつの籠にすべての卵を入れるな」と似たような事ですね。

では、お疲れ様です。

人員削減により現場からあぶれてしまう設備員の方は、我が社が人員不足でラッキーだったと思います。

もし入る現場が無ければ最悪、解雇だったかもしれません。

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人員を最低限に減らすことが行われます。

とは言え単発で作業員人数が必要な日はあります。フィルター交換などの作業をする時です。

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