設備員の補充

設備員の補充

どーもm(_ _)m

在庫管理とは縁の薄い仕事をしている私です。

私の現場は1欠です。

元請けの前設備マネージャーの頃からずっとです。

もはや1欠がデフォルトと勘違いしてました。

しかし、今年度から元請けのマネージャーが代わりました。

その途端、我が社はこの事を指摘されたそうです。

「契約人数を満たしていない!契約違反ではないか」と。

このような経緯を経て、私の現場に1名設備員が補充される運びとなりました。

ここで気になるのはその設備員がどのような人物か?です。

現場移動専門人事の山田さんが、近々現場入りする人物(仮にガチャ君とする)に関する書類を持参して、当ビル(私の常駐現場)へお知らせに来ました。

書類によるとガチャ君は高校、専門学校を経て、新卒で我が社に入社しています。(この業界では希少な新卒)

入社して別の現場に配属となっていました。当ビルが初めてではないようです。

つまり、入社5ヶ月目で現場移動ということです。

「これは、何かあるな」と感じた私は人事の山田さんから情報を聞き出すべく、いろいろと質問をしました。

・ガチャ君の採用面接をした人は誰か?

・面接の評価はどうだったのか?

・何故、現場移動になったのか?

この中で私が1番知りたいのは、最後の質問です。

人事の山田さんは最初、答えるのを躊躇しましたが、最終的に答えてくれました。

どうやら、その現場の責任者から1発レッドを喰らったそうです。

「ここの現場では要らない!別の場所に移動させてくれ」ってことです。

何故そうなったのか?

その現場では設備員が1人になる時間帯があるそうです。

ガチャ君が1人の時に、テナントからトラブルの電話をうけたそうですが、経験の浅いガチャ君はそのトラブルの解決方法が解りません。

ガチャ君の取った対応は「3時間後にそのトラブルを解決できる人間が出社するので、それまで待って下さい」と言って受話器をガチャっとしたそうです。

う~ん、、。

ガチャ君の人柄やそのトラブルの内容を詳しく知らない私は、この事実だけで、善し悪しを言っていいのか迷います。

が、この話しを聞いた私の現場主任は「要らねー」と言いながら苦笑いしてました。

確かに、テナントに対して「自分では解らないので出来ません」はアウトだと思います。

この場合はまず、出来なくてもいいのでテナントに顔を出し、トラブルの内容把握(情報収集)をします。

そして、現場の先輩に電話で状況を説明し対応方法を教えてもらうよう事を運べればよかったかなと思います。

(先輩が電話に出ない場合は、会社の人間であれば誰でもいいのでとにかく電話する)

ここで気になるのは、ガチャ君を1人にするにあたり、現場の先輩の「何かあったら電話して」の一言があったかどうかです。

もし、これが事前に無かったのであれば、新卒で社会経験の無いガチャ君にとっては「extra hard」な現場だったと思います。

こうなった原因はいろいろと考えられます。

・我が社の新卒採用は希、故に新卒者のレベルを把握しきれていない?

・現場の先輩に1から10まで教育する余裕がない?

・はなから教育する気がない?

・そもそも新人が1人になる現場への配置に問題あり?

と言ったとこでしょうか。

私の見解としては、この問題は会社としてなかなか闇の深い部分に原因があるように感じます。

と、まあ

このような経緯で近々、私の現場にガチャ君が移動して来ます。

ちなみに主任はすでに、教育する気ゼロのようです。

今回のガチャ君の話しを聞いて、私自身が社会人1年目だった頃の記憶が、、、。

当時は消防設備の点検をしていて、右も左も解らないペーペーです。

手が空いたので社長に「何をしたらいいですか?」と訊ねると、

「知るかよ!そんなもん自分で考えろ」

と、突き放されたのを思い出しました。

懐かしい。

では、お疲れ様です。