未知なる仕事を避ける者達

どーもm(_ _)m
知らない事だらけの私です。
宿直明け、休み、を経て現場に出勤しました。(年間を通してこのサイクル)
朝礼時に、前日の出来事を周知すべく、前日の宿直者が引き継ぎノートを読み上げます。
残念ながら読み手の声が小さく、話し方もモゴモゴしてるので、私には内容が伝わってきません。
大きな声でハキハキと読ませる練習をさせたとしたらパワハラになるのでしょうか?さすがにならないでしょうが止めときます。
前日の出来事は、自身で引き継ぎノートに目を通して確認してます。
今回は引き継ぎ事項が2点、ありました。
ひとつは「テナント空調の調査」
もうひとつは「排気ファン異音の為、業者への相談」
です。
テナント空調の調査は、暑いので涼しくなるように調整してくれとの依頼のようです。
はい、わかりました。
ただ、気になったのは何故、依頼のあった日に対応しなかったのか?です。
テナントの営業終了後に対応すればいいだけで、翌日にまわさなくても可能なはずです。
私が思うに前日の宿直者は空調調整のやり方を知らなかったのだと思います。
なので、できる人間のいる日にまわしたのでしょう。
このテナント(フロア)の空調方式はセントラル空調です。
パッケージエアコンのように調整が簡単ではありません。
設定温度の変更は他のテナントの絡みがあるので得策ではない為、風量調整のみで行います。
それには、ダクトの系統やVD(ボリュームダンパー)の位置を把握している必要があります。
私も最初は把握してませんでした。
当ビルには図面があったりなかったりです。
そして、このテナントに関しては図面がありません。
現地で調査して知るしか方法はありませんでした。
過去に調査したので私は知っています。(調査結果は公開してます)
知らないなら各々で調査すればいいだけの話しですが、どうやら知らない領域には行きたがらないようです。
ちゃちゃっと私が調整をし、終わらせました。
次に、排気ファンの異音です。
「キッキッキッキッ」と、異音がしたり、止んだりと不規則です。
引き継ぎノートには「専門業者が出勤する予定の日に相談する」とあります。(連休期間中で発生当日は業者は休み)
はい、わかりました。
本日、専門業者さんは出勤してるので相談します。
ただ、気になることがあります。
設備員でもできる調査はあります。
・ベルトに異常がないか?
・ファンの室内に異物が入ってないか?
・緩みのあるボルトはないか?
・ベアリングのグリスアップをしてみる
程度はこちらで調査すべきです。
排気ファンのスケジュールは8:00起動の25:00停止です。
起動中はテナントの営業に影響するのでファンを停止させる事はできません。
つまりこの異音調査は24hビルに居る宿直者の仕事です。
異音を発し出したのは2日前です。
、、、。宿直者は居たのかな?
引き継ぎノート上では調査をした形跡はありません。
ということで私が調査します。
上記の内容の調査を実施しましたが結果、原因の特定はできませんでした。
その旨を踏まえて専門業者に相談しました。
上記、2つの出来事から言えるのですが、自分の経験のない仕事に関しては行わないスタンスの設備員が居ます。
フィルター交換などの定期点検は指示がなくても行うのですが、このような突発的で答えを導き出す性質のある仕事には関心が無いようです。
まさかド新人じゃあるまいし、調査の仕方を教わっていません。なんて言い訳はしないでしょう。
今後、このような設備員と、どのように付き合っていくべきか。正直悩みます。
私の中で彼らを定期点検、日々の検針、その他雑用、要員としてしまっていいのでしょうか。
良くない気がします。
「人材育成」が我が現場、我が社にとって火急の課題となっているようです。
そういえばこの間、我が社の巡回ビルメンが私の現場に来ました。
どうやら巡回ビルメンが抱えている現場作業のヘルプ要員を探しているようです。(残業になる)残業についてはこちら【ビルメンの残業について】
当現場の設備員から出れる人はいないか?と相談されました。
その作業日は誰々が休みになってる。と情報提供をすると、巡回ビルメンが早速該当者に電話してヘルプの打診をします。
話しぶりを聞いていたのですが、作業の時間や内容を聞くだけ聞いて断られたようです。
もちろん、その仕事を受ける受けないは個人の自由です。
しかし、「仕事ができないうちは断らずに受けろよ!!」と思ってしまう私は考えが古い人間なのでしょうか?
自分にとって未知なる仕事でも積極的に行動できる人材を求めます。
では、お疲れ様です。
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