「小便器詰まり 貫通作業」未公開シーン 

「小便器詰まり 貫通作業」未公開シーン 

どーもm(_ _)m

テレビでよくあるやつ的なことをやってみたくなった私です。

この記事では【小便器詰まり 貫通作業】で紹介するのを省いた出来事になります。

シーンは後半の無事に排水管詰まりの貫通作業を終えて、復旧作業に移ろうとしてた時です。

私のスマホが鳴りました。

相手は我が社、監視室の設備員からで、用件はこうです。

「そこ(仮に8階)とは別フロア(仮に7階)の小便器が詰まってるので、対応して欲しい」

との事です。

情報の発信源は我が社の社長で、監視室への伝達者は現場移動人事担当の山田さんらしいです。

「うわ(+o+)トイレ詰まり2連発かぁ」

と、この連絡を受けてテンションが下がります。

しかし、引っかかります。

社長がいる本社のあるフロアは(仮に)6階です。

なぜ7階のトイレを使ってるんだ?と。

なので、監視室の設備員に確認します。

「7階じゃなく6階の間違えじゃないの?」

「いや、7階の小便器と言ってました」

情報に間違いはないようです。

電話の鳴ったタイミングからして7階の小便器詰まりは、ここ8階の貫通作業による影響なのか?

もしかして、ワイヤーで押し込んだ詰まりが本管側で詰まったのか?

と、最悪の状況を予想しつつ、8階での作業を中断して7階へ向かいます。

7階のトイレに到着して、小便器の状態を確認しましたが、溢れた形跡はありません。

通水テストをしてみます。

流れは良好のようです。

するとそのタイミングで再び監視室から連絡が入ります。

今度は清掃の方からの連絡で「6階の大便器より水が溢れてる」とのことです。

やはり、7階はデマでした。

しかも、小便器ではなく大便器だそうです。

6階へ向かいます。

到着すると、現場移動人事担当の山田さんが様子を見に来ていました。

情報伝達はいったいどうなっていたのか?聞きたいとこですが、その前に大便器の詰まりを確認します。

水が溢れてるのは大便器3台中の1箇所のみです。

それ以外の便器の流れは良好です。

ただの、トラップ部分の詰まりでした。

一安心です。

ラバーカップ作業を別の設備員にお願いしました。

ここで、山田さんに事の経緯を確認します。

「社長が言ってきたのですか?」

「そうそう、社長が便器から水が溢れてるのを発見したらしく、設備員に連絡するように指示してきた」

「7階って言ってませんでした?」

「社長は7階って言ったよ。それで自分も7階に見に行ったけど異常なかったから、6階の間違えじゃないかなぁと思ってこっちに来たところ」

どうやらフロアを間違えたのは発信源の社長のようです。

「最初、小便器の詰まりって言ってませんでした?」

「いや、大便器だよ」

大便器が小便器に変わったのはどうやら、監視室の設備員の間違いのようです。

情報源から現場の私までに情報が伝達される過程で、間に2人が入っています。

フロアの間違いは情報発信源なので、しょーもないですが、大便器と小便器の勘違いは伝達時のミスです。

情報が正確に伝わらなかったことにより、無駄な思惑と調査に時間を取られてしまいました。

やれやれです。

「山田さん、社長に伝えといてもらっていいですか?」「フロアが間違っています。現場で無駄が発生するので、正確な情報をお願いします。」

すると、山田さんは苦笑いしつつ

「俺、言いきらねぇー」

と言いました。

まあ、私も半分冗談で言ったことですが、本心です。

ともあれ、軽度の詰まりだったのでよかったです。

本格的な詰まりの2連発は、辛すぎます。

取り越し苦労で済みましたが精神的な疲労が蓄積されたのは事実です。

元請けのマネージャーというは強敵です。

なのでそれに耐える為のちゃんとした味方が欲しいもんですが、なかなか、、。

以上、未公開シーンでした。

では、お疲れ様です。