設備員の更なる増員が意味する事とは?

どーもm(_ _)m
「増やせるうちに増やす」には複雑な感情を抱く私です。
私の現場では「稀にみる欠員が解消された」と、過去の記事でお伝えしました。
ガチャくんが移動して来たことにより現在は定員を満たしています。
そこへ更に人員が1人増えました。
つまり、プラス1です。
この人員は現場としてはカウントされていません。「研修」という名目で元請けの許可をもらい置かさせてもらっています。
今回、増員された新人さんは中途採用で、異業種からの転職です。
この業界まったくの未経験、年齢はアラフィフで、どうやらコロナの影響で前職を失ったそうです。
転職で重要視されるのは一般的に、年齢と経験値だと思います。
そんなの関係ないぜ!という我が社の入り口の広さを再確認しました。
この新人さん(仮にフィフさんとする)は前職が「営業」ということで、人当たりがいいです。
人生経験も就業歴も私より多いので、当然なんですが、人としての「スペックが高い」と感じました。
当たり前ですが、設備管理の仕事はできません。しかしフィフさんは「コミュニケーション能力」という武器を持っているので、我が社では十分通用すると思います。
新卒採用で20歳そこそこ、コミュ障気味のガチャくん。頑張れ!!
平常時は、慢性的な欠員問題を抱えていた我が社ですが、コロナにより解決しました。
更にコロナにより、求人の応募も増えているそうです。
業種によっては新たな採用の見送り、現従業員の整理をしていると聞く中で、我が社は新たな採用に積極的です。
各現場の人員は満たされています。それでも新たに補充をしているとはどういうことなのでしょうか?
これに関して私は、2パターンが考えられます。
ひとつは、「アフターコロナへの備え」です。
今でこそ退職者は減っていますが、世の中が正常になった時、退職者が再び発生し出すことが予想されます。
なので、今のうちに「通常より多めに設備員を確保しておく」ということでしょうか?(災害に備えての買いだめ的な)
もうひとつは、今まで人員不足により阻まれていた「事業拡大への準備」です。
人員に余裕を保たせておくことで今後、新規常駐現場の話が来たとき直ぐに対応可能です。
他に、新たな部署の設立をするとしても、人員が必要になります。
我が社にとってコロナ禍の悪影響は多少受けたにせよ、そのおかげで人員の確保に成功しました。
外的な要因の問題解決ですが、チャンスにかわりありません。
この2つのうちのどちらかだと私は感じています。
前者は後ろ向きな準備で、後者は前向きな準備だと言えます。(前と後ろがテレコ)
果たして、どちらなのでしょうか?
この事に関する上層部からのメッセージは、今のところありません。
と言うことは「前者」なのでしょうか?
前者である場合わざわざ
「我が社は自力で欠員問題を解決するだけの経営能力を持ち合わせていません。よってアフターコロナに備え、通常は有り得ないコロナ禍で我が業種に流れてくる人材を今のうち多めに確保しておく次第です」
などとは言わないと思います。
逆にもし「後者」である場合は
「本来であれば自力で欠員問題と向き合うべきですが、コロナという予想外の出来事により解決してしまいました。この棚ぼたチャンスを最大限活かし、今まで欠員により阻まれていた事業の拡大や新たなチャレンジを行っていく所存です。それに向け、我が社はこのまま積極的な採用を行っていきます。現場の先輩設備員の皆様はそのつもりで常態化している新人教育を引き続きお願い致します」
といったようなメッセージを発信すべきです。そうすることで現場の士気が上がるってもんです。(たぶん、、)
しかし、何のメッセージもないので「我が社の積極的な採用が意味する事」は解りません。
私としては後者であることを期待しつつ、現場で静観し今後の行く末を見守りたいと思います。
では、お疲れ様でした。
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