現場主任になるべきか?ならざるべきか?

どーもm(_ _)m
現在は副主任を勤めている私です。
現主任は、会社を辞めてしまっても不思議じゃない状態です。
その証拠に資格の取得に精を出しています。
電験3種、第一種電工を既に取得し、現在はビル管の勉強をしているようです。
これを本人が「辞める準備」と公言しているので間違いないです。
退職理由はおそらく、元請けと我が社に対する不満でしょう。
後は、実際にいつ辞めるか?です。
今はビル管試験を控えてるので、直ぐに辞めることはないと思いますが、試験が終わってしまった後は、試験結果にもよるかもしれませんが、さっさと辞めてしまうかもしれません。
そうなると問題は、誰が次の主任をするか?です。
順当にいって私かもしれません。
なので「主任になるべきか?ならざるべきか?」を考えてみました。
主任になるメリットは何でしょうか?
「収入アップになる」と思うかもしれませんが、実際はそうではありません。
現主任が主任に就任した時の事を私は覚えています。
我が現場では、日勤者と宿直者とに分けられていて、稼げるのは宿直者の方です。
それは残業があるからです。欠員代務や夜間作業対応は宿直者に割り振られます。
当時、主任になったことで残業が減ったことにより、新人の宿直者よりも給料が下回るということがありました。
いっぱしの現場主任の月給が新人よりも低いなんて笑い話です。
確かに「主任手当」が付くようになるのでベース給は上がります。
しかし主任手当なんてたいした額じゃないので、少し残業をした新人の方が稼げてしまうのです。
その時はさすがにやってられないということで会社に交渉をした後、基本給を上げてもらったようです。
つまり、主任になることで収入アップにつながるとは確約されていません。(自分の交渉次第)
逆に、間違いなく上がるのは「責任」です。
現場設備員のミスは、現場主任の責任になります。当たり前のことですね。
私が考える主任になるメリットは、この責任と引き替えに「自由」が得られることですかね。
所詮、下請けという立場ですので自由度は高くないですが、仕事のやり方等々、自分の好きなようにできます。
ああしたらいい、こうしたらいい、と思っていた事を実現できます。(現在もある程度好きにさせてもらってはいる)
他には、主任という立場になることで、人間的な成長に繋がるのではないでしょうか?
現場のマネジメント、元請け会社や我が社への対応をすることになります。
現場責任者という立場だからこそ経験できる事は多々あると思います。(良いも悪いも)
ではどうして「現場主任になりたい」と即答できないのでしょうか?
やはりネックなのは「収入面」です。
主任になることにより、本業の残業が減るのも痛いですが、更に私の場合は副業をしています。
副業は基本的に宿直明けの日と、その翌日の休みの日を活用して働いています。
主任になると勤務形態がカレンダー通りとなります。(平日8:30~17:30の勤務で、週末の土日が休日。元請けの出勤形態に合わせている)
つまり、副業できる日数が激減するので本業のみならず、副業まで収入が下がってしまいます。
現在、私が仕事で重要視しているのは「お金」です。(次に「時間」)
そこに期待ができない限り、主任という立場に魅力を感じないのが正直なところです。
前言と矛盾するのですが、果たして会社仕事で培った経験は自分の人生において役に立つのでしょうか?
会社仕事で培った経験は会社仕事でしか役に立たないような気がします。(職種による?)
そう考えると、ますます主任になるメリットは無さそうです。
結論、今の立場(副主任)がベストだと感じています。なんなら副主任も外してもらってかまわないです。
年齢と共に、社会的地位を気にするのが一般的なのかもしれません。
確かに主任という「肩書き」に魅力を感じてはいます。
しかしその肩書きの実体は「名ばかり管理職」や「やりがい搾取」に該当するのかもしれません。
主任になる過程上で、必ず我が社の面談があります。(その後、元請けの面談もある)
そこで、しっかりと私が主任をする条件を会社側に提示できるよう、今のうちから考えておきたいと思います。(収入面や設備員の選別等々)
蓋を開けてみれば「別現場から主任レベルの設備員が移動してきて、私に主任になる話しは来なかった」というオチも無くはないですが、、、。
では、お疲れ様です。
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