教育方針をどうするか?
- 2020.09.30
- 会社について

どーもm(_ _)m
義務教育に携わっている先生方に、勝手に同情している私です。
私の現場では、やる気のある設備員とやる気のない設備員の二極化が出来上がっている気がしています。
やる気のある設備員に関しては何も苦労しません。
積極的に自ら仕事を覚えようとしてくれるので、一緒に仕事をしていく過程で勝手に仕事を覚えてくれます。
例えば年1回の作業(年次点検)があるとします。すると事前に作業マニュアルに目を通して予習します。
疑問点などがあれば質問してくるので、私はそれに答えます。
実際の作業を行う私を見て、予習した仕事の答え合わせとなります。次回の作業時は、その設備員に仕事を任せる事が可能となります。(サポートはする)
このように、やる気のある設備員は教育するのが容易です。
あれやこれや、1から10まで説明する事をしなくても「補足」のみで大丈夫です。基本的に自ら進んで覚えようとしてくれるので。
問題は、やる気のない設備員です。
そもそものスタンスが完全に「受け身」です。
「手取り足取り教えてくれるならやりますよー」
「教わってない仕事は、私の範疇じゃないですよー」
のスタイルです。
入社1年目ならまだしょうがないかもですが、2年も3年も経ってこの考えだとしょーもないです。
先輩が目の前で作業をしていても、我関せずで、参加しようとはしません。
最初のうちは、しょうがないので私から声をかけて作業に参加するように促してましたが、作業が一段落するとさっさと監視室に戻ってしまいます。
どうやらその都度、声かけをしないと最後まで作業に参加してくれないようです。
やる気がないので、「手が空きましたが、他にすることはありますか?」なんて聞いてきません。
やる気がないので、「年次点検の事前準備や、実際の作業を自分が携わる」という意識がありません。「他の誰かがやってくれる」という認識のようです。
このようなスペックの低い設備員に対してどのように教育をするべきでしょうか?
やはりその都度声かけをして、作業に参加させ小学校や中学校、いわゆる義務教育のように「教えてあげる」のが正解なのだと思います。
会社としては、そうして欲しいのは分かっているのですが、私はその気になれません。
私の教育方針は「容認」です。
つまり「その程度」として扱うことを決めました。
やる気がないのであればやらなくていいです。
監視業務、検針業務のみやってればいいです。
しかし、それでいて同じ正社員という立場なのもしゃくなので、雑用仕事のみ指示したいと思います。
設備トラブルを未然に防ぐという観点からも、やる気のない正社員には雑用仕事のみが、合っているように思います。
雑用仕事のみやらせることは「パワハラ」に該当するそうなので一応、やる気のある設備員への門は開けておきます。
やろうと思えば可能なようにはしておきます。いつでも来て下さい。
私自身、自ら望んでいるわけではないですが、この状況はまるで「シェフ」のようです。
下積みの下っ端が料理の仕込みや皿洗いなどを担当します。
シェフは調理し易いよう用意された材料で料理をします。
一番重要な仕事(味付け)はシェフが行います。下積みにはやらせません。
つまり、やる気のない設備員は一生「下積みの下っ端」です。
仕込みや皿洗い、厨房の清掃のみが仕事です。
できによっては「仕込み」すらやらせないかもしれません。(調理に影響するので)
下積みの下っ端にやる気がなければ、一生料理をすることはないでしょう。
私の現場の設備管理という仕事は料理の世界程厳しくはないです。やる気があれば調理に挑戦できるようになっているので。
ただ、やる気のない設備員がいる限り私はシェフのような感じで仕事をすることになりそうです。
美味しい料理が作れるよう頑張ります。
では、お疲れ様です。
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