法人のドタキャンってあり?

どーもm(_ _)m
ドタキャンの被害に遭った私です。
先日、巡回ビルメンの方から作業のヘルプ依頼があり私はその仕事を受けました。
業務内容は「葬儀場」の空調機点検です。
通常は我が社のある支店に作業するメンバーが集い、作業車1台(乗り合わせ)で移動するのですが、その作業日が私の常駐現場の泊まり明けの日に予定されてまして、作業開始時刻に間に合わない私は、少し遅れて常駐現場から直接、葬儀場まで向かう運びとなっていました。(バイクで現場直行)
作業の前夜、私は現場泊まりです。
「ああ、明日は残業として巡回ビルメン現場で仕事だなぁ」なんて思っていると19:30頃に巡回ビルメンの方から連絡が入ります。
「依頼しておりました明日の葬儀場の作業は葬儀が入った為、延期となりました」
先方都合によりキャンセルです。
予定を空けていた私としては「ええー」って感じですが「まあ、そんな事もあるか」とその時は納得しました。
翌日、再び巡回ビルメンの方から連絡が入ります。
「延期となった葬儀場の作業日の調整が○○日に決まりました。どうでしょうか?」
その日も私は泊まり明けの日で、現場直行可能でしたので再び受ける事にしました。
作業日前夜です。巡回ビルメンの方から連絡が入りました。
もしやまたキャンセルか?と思いましたが「明日は先方に確認したところ作業可能とのことですのでよろしくお願いします」との内容でした。
「明日は予定通り作業があるな」と思い翌日を迎えます。
朝8:30、常駐現場の仕事が終了して葬儀場へ向かいます。一応、出発前にスマホをチェックしてキャンセルの連絡が入ってないか確認します。
「連絡なし」ということでバイクで葬儀場へ直行です。
その日は運の悪いことに雨が降ってました。普段ならバイクのハンドルにスマホホルダーがあるので、そこにスマホをセットするのですが雨で濡れると嫌なのでバイクのシートボックスに入れて向かいました。
片道40分ほどの距離です。
9:10分頃、葬儀場へ到着しました。
到着して直ぐに、私は違和感を感じます。
巡回ビルメンの方も作業車も見当たりません。(誰も来ていない)
スマホを確認します。
巡回ビルメンの方からの着信が分刻みで3件入ってました。最初の着信時刻は8:49です。もう既にバイクで向かっている途中の時間帯です。
スマホをシートボックスに入れていたので着信に気づけません。
「こりゃ再びキャンセルだな」と思いつつ巡回ビルメンの方に折り返しの連絡をしました。
するとやはり「先方から急に葬儀が入ったのでキャンセルされた」との事です。
「もう、現場着いてるし!!」ということで私はさすがに憤りを感じました。
もちろん巡回ビルメンの方へではありません。この仕事の「請け負い方」にです。
大変申し訳ないと謝ってましたが、巡回ビルメンの方に非はありません。
逆に私は巡回ビルメンを不憫に感じてます。
作業に向けて人員の確保をする仕事も結構な労力を使っていると思われます。
各常駐現場設備員の勤務状況を確認し、残業してくれそうな設備員に打診して作業人員の確保をしておかなけらばなりません。
そういった準備をしていたにも係わらず、先方の都合でキャンセルをされてしまうのですから。
過去記事「巡回ビルメンは可哀想」で巡回ビルメンの辛い事を紹介しましたが、今回の「ドタキャン」も付け加えなければなりません。
この「先方都合のドタキャン」どうにかならないのでしょうか?
先方(葬儀屋)の立場からすると、急に葬儀の依頼が入ってくるので仕方ないと思っているのかもしれません。
確かに「日程通りに死ぬ人」は少ないと思うので突発的になるのは理解できます。
なのでキャンセルしてもいいので、こちら(我が社)にもそれなりの補償みたいなのをお願いしたいもんです。
葬儀が入ったということは「利益が出た」ということです。
つまり、キャンセル料を頂いてもいいと思います。
飲食店やホテルの予約はキャンセルできますが「当日キャンセルが100%、前日キャンセルが50%」と段階的にキャンセル料が発生するのが一般的です。
なので我々の仕事も先方都合のキャンセルに対しては、キャンセル料の設定をすべきです。
まあ、我が社にそんな権限と力が無いのは分かっていますが、、、。
確かめた訳じゃないですが、我が社は葬儀場と直接契約をしているのではなく、間にどこかの大手管理会社が入ってると思われます。(つまり下請け)
なので大手管理会社にドタキャンが何とかならないかの相談をしてみるぐらいの対策は必要です。
まあ、大手管理会社の担当者は現場に一切来ないピンハネ会社なのでドタキャンされても大きな影響はありません。せいぜい日程調整のやり直し程度です。(ちなみに我が社は、大手管理会社の人間のふりをして作業をしている)
つまり、こちらの痛みを知らないので相談したところで対策してもらえる可能性は薄そうです。
こういった状況を踏まえた上で、私が我が社の上層部の人間だとしたらどうしましょうか?
おそらくこういった指示を出します。
「葬儀場の仕事はリスクの伴わない範囲で60~50%に抑えろ」
「100%の仕事をするな」
です。ここだけ切り取ると最低な指示ですね。
これは私個人の感覚ですが、今後もドタキャンをされる可能性があり、その都度我が社が損失を被ります。
その損失を少しでも軽くする為に、デフォルトて葬儀場の仕事は60~50%に設定します。
つまり、100%でやると1日かかる仕事を半日で終わらせるということです。
具体的に言えば「空調機のフィルターを通常は水洗いを実施しますが、掃除機がけのみにする」とかです。
私だったらそうします。
これは我が社の立場としての対策です。
一番大事な私個人としてはどうしましょうか?
頑張っている巡回ビルメンの方には誠に申し訳ないですが、、、
「今後、葬儀場の作業ヘルプは受けない」
です。
私個人としてはドタキャンされる可能性がある仕事を予定するよりも、副業を予定した方が損失がありません。
もちろん、副業よりも本業を優先したい気持ちはありますが、「稼ぐ」ためですので致し方ありません。
許せ、巡回ビルメン。(やはり、巡回ビルメンは可哀想)
ということで今後、葬儀場のヘルプは受けない事にします。(これで私個人としては解決)
最後に、これはただの憶測ですが、、、
実は、葬儀場は「キャンセル料を払ってた」なんて事はないでしょうね?
発生したキャンセル料を実は全て元請けの大手管理会社は「しっかりと徴収していた」なんて事は、、、。
おーー、こわ!
では、お疲れ様でした。
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