テナント様に罵られました。

どーもm(_ _)m
「月」の色は何色なのか考えてみました。金色なのか銀色なのか、、、。
経験上、ふと見上げた月の色は金色が多いように感じますが、銀色に輝く時があるのでしょうか?
最終的に「まあ、どうでもいいか」と思考することが馬鹿馬鹿しくなった私です。
職種によっては利用客から理不尽に罵倒される事もあるかと思います。
特にそのような事はサービス業に多い印象です。
現場にもよりますが、ビルメンテナンス業も理不尽に罵倒される可能性は十分にある職種です。
私は6年間、この仕事をしていて先日初めてテナントさんから罵倒されましたので紹介したいと思います。
それは宿直時に起きました。
23:00を少し過ぎた時です。ある飲食店から電話がかかってきました。
電話の内容は「厨房排気をまわして欲しい」という依頼でした。
当ビルの「飲食店舗厨房排気」は年間を通して23:00でストップします。これはビルの決まりです。
23:00以降、厨房排気が必要な場合は「時間外排気」となり有料での対応となります。(1hあたり数百円)
なので私はその飲食店さんにその旨を説明したのですが、勢いよく突っぱねられました。
「いつから23:00ストップになったの?」
「今までは24:00までだったけど」
当ビルは少なくとも私が入社した6年前から23:00でストップです。なんなら今週も今月も23:00でストップしてます。
当ビルは自動制御で管理されている為、23:00になると自動でストップします。
「人為的な止め忘れ」なんて有り得ません。
つまり、飲食店側の一方的な勘違いです。
なので的外れな質問をされても「当ビルは昔から23:00でストップします」と答えるしかありません。
それでも納得してもらえず、「最近まで24:00まで動いてたんだよ!お前、ここに来てどん位だよ?」
と、感情的な言い方で聞いてきました。
この時点で、「ああこれはトラブルになるやつだな」と心の準備を整えました。
「私はここに来て6年になります」
と質問に答えます。
仮に1年やそれ未満だと「経験年数が浅いから知らないのだろ」とでも、経験年数でマウントを取りたかったのでしょうか?(残念ですねー)
それで、私としては全く理解できない種類のフラストレーションが貯まったのでしょう。
「24:00までだバカやろう!」
「まだ営業時間だろうが!」
と言ってきました。
これには返答に困ります。あまり言いたくなかったですが、しょうがないのでこう言いました。
「停止時刻が納得できないのであれば明日以降、管理事務所に確認して下さい」
(管理事務所とはビル元請けのこと)
営業時間についてはその後インターネットで、その飲食店の営業時間を調べてみました。
はっきり23:00までと明記されています。
つまり、その日は客が居るという事で営業時間を延長してるのでしょう、、きっと。
と言うか、自分の店の営業時間を把握してない事が「まだ営業時間だろうが!」といういろんな意味で恐ろしい言葉で理解できました。
「24:00までだろうが!」と頑なに主張する飲食店の方に「23:00までとなってます」と、その度に訂正する不毛なやりとりが数回続きトータルで3、4分ってとこでしょうか?
飲食店の方の迷惑な熱量が早くも沸点に達します。(沸騰するのが早いので以後、ティfァールさんと称します)
ティfァールさん
「いいから(厨房排気を)まわせ!」
私
「時間外排気の費用が発生しますが、よろしいですか?」
ティfァールさん
「だから24:00って言ってんだろが、とりあえずまわせ!」
この時点で、私の認識が変わります。
最初は「依頼」と認識してましたが、こうなるとただの「強要」です。
私のような常駐設備員は業務委託で設備管理の仕事を請け負っている関係上、個人の勝手な判断(独断)でビル規定を破る事は出来ません。
つまり、「いいからまわせ!」と強要されたとこで、まわせません。
私の立場をティfァールさんに説明しようかとも思いましたが、この手の方は「相手の立場に立って物事を考えてみる」なんて事は難しいと判断しました。すでに頭が沸騰しちゃってますし、、。
(リテラシーのある方なら説明不要でこちらの立場を理解して頂けるのでしょうが、、、あとデリカシーも大事ですね)
さっさと終わらせたいので私は「管理事務所に相談させて下さい」と伝えて一旦通話を終わらせる方向へ向かいました。
するとティfァールさんは切り際にも「まわせよ!」と強要で締めくくってきます。
やれやれなやりとりの後、元請けの担当マネージャーの携帯に電話で相談し、厨房排気起動の許可を頂きました。
もちろん、費用は後日請求するとの事です。
これにて、この件は終了です。
現在、飲食業はコロナの影響で大ダメージを受けています。
なのでティfァールさんは多くの不安やストレスを日々感じているのでしょう。
詳しくは知らないのですが、飲食業の支援として「GO TOイート」キャンペーンという施策?が行われています。
今回の件の飲食店もホームページを見てみるとGO TOイートの対象店となってました。
もしかすると今回の出来事(強引な要求)はティfァールさんなりの
「今、飲食業はコロナで大変な状況なんだ!国もGO TOイートで飲食店を支援してるだろうが!」
「だからお前(ビル側)も何かしら支援しろよ!」
という、被害者感情MAXなメッセージを含んでいたのかもしれません。
勝手な解釈かもしれませんが、、、。
とりあえず私は、コロナ禍はもちろん、アフターコロナ以降でも、ティfァールさんがやっている飲食店を利用する事は無いでしょう。
そして、私の周りにもお勧めはしません。
過去の記事で書いたと思うのですが、今回のようなテナントさんは、私たち設備員を「お店の客となる可能性のある人」と考えることが出来ないのでしょうか?
将来の不確かな「利」よりも、目の前の確実な「利?」を取るという単純な思考回路ということでしょうか?
(不確か利=将来の客 確実な利?=ストレスの捌け口)
最後に、当ビルの飲食店が全てティfァールさんのような人ばかりではありません。
個人的に利用したいなと思える飲食店さんもちゃんと有ります。今度、昼飯を食べに行こうと思います。
では、お疲れ様でした。
私が今回の件で受けた侮辱行為や強要行為は、このまま放置するつもりはありません。私にできる範囲で是正に向かうよう行動したいと思います。
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