セメント詰まり排水管をどうするか?

どーもm(_ _)m
人目につく場所では見た目にこだわるのは理解できますが、人目につかない場所では機能さえ満たしていればいいのでは?と思っている私です。
さて、前回のつづきです。
ドレンパン排水管の詰まりを貫通する事は不可能だと、調査により証明されました。
では、どうしましょうか?
ベストなのは、専門業者さんに排水管の更新工事をしてもらうことです。
が、それは費用が高く付くので元請けはやるつもりが全くないようです。
即断でベストプランは消滅しました。
テーマは「費用をかけずに排水機能を復活させること」です。
なので、ひとつの解決策を提案しました。
それは、ドレンパンと排水管(塩ビ管)の接合部辺りから排水管を切断してセメントの詰まった排水管を切り離します。
そして、新たにペットボトルに水道ホースを繋げたものを切断部に設置し、ホースを集合管(縦管排水)まで伸ばせば、一応排水機能は復活します。
そして、この方法と作業に費用は発生しません。(ペットボトルと水道ホースは在庫あり)
しかし、この案は元請けから却下されてしまいました。
「えっ!じゃどうすんの?」私は率直にそう思いました。
元請けからの要望は「排水管をやりかえてくれ」でした。
つまりこれは、「私達設備員で排水管の更新工事をしろ」という指示です。
塩ビ管なんで作業自体は可能性ですが、これは業務の範疇を超えていて本来であれば別途費用のはずです。
まあ、現在の元請けマネージャーになってから、契約外業務を指示されるのは常態化してますし、下請けという立場上この事について我が社が対応することも無いでしょうし、まあ、やるしかなさそうですね。
我々下請け設備員の業務範囲は「元請けの指示する仕事すべて」と、理解しました。(契約書の意味なし)
更新するに当たり、資材が必要になります。
既存の排水管のサイズは20Aです。資材倉庫を調べてみましたが、20Aは無く25Aの塩ビ管しか持ってませんでした。
元請けに更新のための資材が無い事を伝えると「25Aでいい」とのこと。
ただ、それでも塩ビ管を繋ぐカップリングやエルボ、20Aと25Aを繋ぐ異経ソケットがありません。
その事も元請けに伝えると、まさかの応えが返ってきました。
それは「出入りしてる業者に聞いてみて、持ってたら貰って」です。
つまり、「タダで調達しろ」ということです。
数百円しかしない資材の購入も渋る元請けケチケチマネージャーがこの世に居る事を是非、皆さんに知ってもらいたいです。
しょうがないので、空調業者に訊ねてみたところカップリングとエルボを頂きました。が、異経ソケットは持ってませんでした。
ここはさすがに元請けが折れてくれて、異経ソケットの購入許可が出ました。
現在、発注しているので、異経ソケットが届き次第、着工可能となります。
到着後、無事に更新工事が終わればまた報告したいと思います。
では、お疲れ様でした。
それまで、ドレンパンに溜まる水の定期的な排水作業を行っています。
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