個人研修を受けました。

個人研修を受けました。

どーもm(_ _)m

本社には極力、向かいたくないと感じている私です。

過去の記事「声をあげた結果」にて、トラブルに発展しないコミュニケーション能力が必要である。との上層部の見解に対して、それならば「何らかの研修が全設備員に対して成されるべき」だと、私は思っていました。

すると、上層部側はしっかりと準備をしていたようで、この件から約1ヵ月経ったある日、私は本社に呼び出されました。

事前に何の用事なのか知らされてなかったので、「あれ?何かしたかな?」と思いつつ行ってみると、上記の件に対する個人研修でした。

会議室のスクリーンには、CS向上(顧客満足度)がなんちゃら~、とタイトル付けがされてあり、不意打ちの研修がスタートしました。

講師は主に専務で、設備部長が補佐役的なスタンスのようです。

まず、事の事実確認が行われました。(テナントさんと私のやりとりや対応)

そして、その件を題材として研修は進められます。

専務はいくつか、トラブルに発展させないテクニックを説明してました。

「最終的な答えは、自分自身で導き出さなければいけないよ」と前置きがされた上で、

・人を変える

・環境を変える

・時間を変える

だったと思います。ひとつひとつの細かい説明は省きますが、これらのテクニックがトラブルを発展させることなく上手に収める手法だそうです。

私はこれを言われた時に、全くピンときませんでした。

ピンときてないのに専務が「この中で今回対応できたものはないかい?」と質問してきました。

もちろん私は上手く答えれません。

テナントさんは厨房排気の停止時刻を正確に把握してない。時間外排気となり別料金が発生することも納得してくれない。

金は払わないけど排気を回せと要求するテナント。

こちらとしては、元請けの許可なく無断で排気を起動することはできない。

この状況でテナントさんが怒り出すことなく切り抜ける方法があるのか?

私には答えが導き出せませんでした。

最終的な専務の考えはこうでした。

それは、「時間を変える」です。

「お困りのようですので早急に厨房排気を回します。費用のことは後日、相談させて下さい」

こう持っていけば今、料金の事で争う事を回避できる。とのこと。

ここで疑問点が浮かびます。

その後、テナントさんに料金の相談をしたとして仮に拒否された場合。

元請けの許可なく排気を回したことにより我が社が賠償を請求されることになった場合。

専務の回答は、そうなった場合、会社(我が社)が費用を負担する。とのこと。(今回の件でいえば500円)

賠償金額にもよりますが、お客さんとトラブルになるよりかは、最悪、我が社が負担しても構わないよ。といったとこでしょうか?

う~ん、何かややこしいですよね。

間違えてる方を正す!!

これでいいと私は思うのですが、、、。

こちらに何も非がないのに、費用を負担するリスクのある対応をすることが、果たして正解なのでしょうか?

この対応だと、ゴネたもん勝ち(ゴネ得)になってしまう可能性があります。

まあ、臨機応変と言えなくもないのでしょうか?

今回の事案では、あまりピンとこない印象でしたが、考え方としては勉強になりました。

損害のリスクが低いのであれば、個人の判断でビルの規約から外れた対応の仕方も考慮すべし!

まあ、日頃から上層部とコミュニケーションがとれていれば、そのような対応も有りかもしれません。

そういえば専務はこうも言ってました。

「このような多様な角度から物事を捉えるスキルが、経営側には必要である。私(君)には将来こちら側の人材になることを期待している」

私としては、

「そちら側に興味はありません。しかし、多様な角度から物事を捉えれるようには成りたい」

というのが本音です。

では、お疲れ様でした。