やってる事が反社会勢力と一緒。
- 2021.03.20
- 会社について

どーもm(_ _)m
就職や転職をする度に、「反社会勢力との関わりが無い」という書類にサインをしてきた私です。
先日、ネットニュースで「大手自動車メーカーマツダ、下請法違反」という記事が出ていました。
下請けである資材メーカー3社から「手数料」という名目で不当に約5,100万円を徴収していたそうです。(振込手数料も下請けに負担させていたそうな)
詳しい内容はネットで検索して下さい。
業種は違えど、私も同じ「下請け」という立場の会社に所属していて、思うとこがありるのでそれを書いてみます。
裏社会の話しで、「ある反社組織が犯罪により集めたお金を、別の反社組織が強盗する」という事があるそうです。
理由は明白で、犯罪により集めたお金なので、奪われた側は法的な措置が取れません。つまり、強盗した方は法の裁きを受ける可能性が低いということです。
これ、なかなかズル賢い犯罪ですよね。
「声をあげれない状況を狙った悪事」です。
この「声をあげれない状況を狙う」という点で、上記のマツダによる下請けいじめは共通していると思います。
下請け会社は、親会社がしてくる不当な要求を公的機関に相談するなんて、捨て身覚悟にならない限り、しないと思います。(直談判もそう)
それは、下手すると契約を切られて仕事を失う可能性があるからです。
(金を出せ!でないと殺すぞ!=我が社に従え!でないと契約を解除する!)
しかし、今回のマツダの件はニュースになり顕在化しました。一部の勇気ある下請け会社が捨て身になったのでしょうか?
顕在化した経緯はわからないのですが、公正取引委員会が調査をし発覚したとの事です。
「お金(請求書)」というわかりやすい証拠があったのでこの件は顕在化させやすかったと思われます。
では、このマツダの件よりは規模が大分小さくなってしまいますが、私の現場で考えてみます。
過去の記事でもちょくちょく紹介してきましたが、私の現場でも、元請けによる不当な要求はあります。
それは、マツダみたいな「あからさまな現金」ではなく、設備員の「労働力」です。
私の現場では、契約外業務を当たり前のように指示されています。
不当に要求されているのは労働力ですが、これは突き詰めれば「現金」と同じです。
元請けは我が社から労働力を搾取することにより、本来発生するはずの経費の削減を可能にしていますので。
我が社からすると、派生業務の売上の損失です。
つまり、私の現場は、マツダのように「目に見えるお金」ではなく「労働力に隠れたお金」という顕在化しにくいケースだと思われます。(第三者から見ても、我が社から見ても)
そもそも我が社に「声をあげる」という勇気がないので、元請けから不当に要求されている「労働力の搾取」は今後も、解決しないし顕在化することもないでしょう。
もちろん、ルール違反が正されないのは間違っているのでしょうが、最近は「ルール違反が正されない環境にいる事」が間違ってるように思えてきました。
暴力は使わないにしても、大手会社組織というのは反社組織のように、相手の弱い立場を利用して不当にお金を稼ぐという共通点があるのだと理解しました。(そうじゃない大手会社組織もあるのでしょうが)
では、お疲れ様です。
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