規定トルクは重要

どーもm(_ _)m
スクーターのタイヤ交換をする時に、トルクレンチをお買い上げした私です。
今回は仕事上の出来事ではなく、ビルメンにはそこまで関係がない内容かもしれませんが、知っていて損はないと思うので紹介します。
先日、私は自転車(新品)を買いました。
事前に欲しい車種は決まっていて、店舗に探しに行く手間が煩わしかったので、ネットショップで注文しました。
自転車は完成された状態(組み立て済み)で届きます。なので、納品後すぐに乗れます。(サドルの高さ調整はこちらでやる)
新車到着から2回目の乗車をしていた時です。
急にペダルが重たくなりました。
もちろん、ぶつけたり転倒したりはしていません。(心当たりなし)
帰ってすぐに購入したショップに連絡をしました。
対応してくれたのはショップではなく自転車メーカーでした。(ショップは県外なので全国展開しているメーカーが対応するシステムらしい)
メーカーの人が家まで来てくれたので、状況を説明します。
その場でメーカーの人が調べてくれて、ペダルが重たくなった原因が判明しました。
ペダルの軸にあるプーリーが車体に接触してしまっています。
回転部分が車体に擦れているのでペダルが重くなっていたようです。
何故そうなったかは不明ですが、修理の為、メーカーで自転車を引き取る事になりました。取引のある近場の自転車屋に持ち込むとのことです。(もちろん無償)
数日後、修理された自転車が戻ってきました。
ペダル周りの部品を一式、交換したとの事です。原因は「内部のボルトがズレ込んでいた」との説明でしたが、私は自転車の知識が無いのでよく解りません。
初期不良みたいなもんかなと理解し、納得しました。
そしてまた普通に自転車に乗っていたのですが、またまた、ペダルが重くなってしまいました。
デジャブです。
今度はショップではなく、直接メーカーに連絡をします。「おいおい!天下の自転車メーカー、大丈夫かぁ?」と内心思いましたが、感情的にならずに普通に対応をお願いしました。
再びメーカーがやって来て再修理の為、自転車を持って行きました。「んん?何でだ?」と悩んでいました。
数日後、自転車が戻ってきました。
そして今回は、メーカーが原因を解明させたようです。
ある場所(詳しく説明してくれたが専門じゃないので何となくしか解らない場所)のボルトが「締め過ぎ」だったようで、それが原因でプーリーがズレ込んだとのことでした。
要は「オーバートルク」が原因です。
となると、メーカーの責任ではありません。自転車を組み立てたショップの責任です。(走り回されたメーカーが可哀想。メーカーを責めないでおいてよかった)
自転車を組み立てたショップの人は、ボルトが緩むのを恐れてか、目一杯締め付けたと思われます。
気持ちは分からなくもないですが、バイクのタイヤ交換、車のタイヤローテーションをDIYでやっている私は「規定トルク」というものを知っています。
締め付けが緩いのはもちろんですが、締め過ぎも悪影響を及ぼすので、重要な箇所には規定の「トルク値」が設定されてあります。
命を預ける乗り物なので、そこは規定通りにすべきです。
今回の件で、自転車ショップの残念な仕事っぷりが露呈してしまいましたね。
規定トルクをないがしろにするのは止めましょう。(私も気をつけます)
では、お疲れ様です。
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