自動手洗い水栓、反応が悪い

自動手洗い水栓、反応が悪い

どーもm(_ _)m

反応が悪いあるボタンを連打してると、時間差で受け付けられて、大事こいた私です。。

先日、バックヤードトイレの利用者から「手洗い、水の出が悪い」と報告がありました。

対応をしたので紹介したいと思います。

話しによると、自動手洗い(手をかざすと水が出る)は「反応が悪いだけでまったく水が出ないわけでは無い」とのことです。

どうでしょうか?この情報(ヒント)でトラブルの原因に予想がつきましたでしょうか?

たいてい、この手(自動手洗い水栓)のトラブルの原因は、吐水口のセンサーか給水装置のどちらかでして、私の予想は「センサー」の方です。

そして今回のトラブルは、機器の故障ではなさそうです。まあ、機器が故障してる場合、水はまったく出ないでしょうし。

あらかた原因の予想がついていますので確認のため、早速現場へ向かいます。

こちらです。

どこのビルにもある一般的な手洗い水栓ですね。

さて、確認すべき場所はここです。

吐水口上部にあるセンサー受光部です。

予想通り、水垢で汚れていますね。

つまり、今回のトラブルの原因は「センサー受光部が汚れてることによる感度の低下」です。

これが原因で手をかざしても反応しにくくなって、水が出たり出なかったりしてたわけですね。

まあ、原因が解ってしまえば単純な理由です。

機器の故障かな!?っと、難しく考えがち(私もそう)ですが意外と物事は単純だったりしますよね。

では、センサー受光部の清掃をします。

まず、水が出ると作業の邪魔になるので止水します。

止水栓を閉めてもいいのですが、コンセントを抜いてしまう方が簡単で早いです。

感電のリスクがあるので、手が濡れている場合はタオルで拭いてからプラグを触るようにします。

センサー受光部は奥まった場所にあるので、清掃の邪魔になる吐水口キャップ(泡まつキャップ)を外します。

専用工具を使用すべきですが、私は横着なとこがあるのでマイナスドライバーで行いました。

欠け部に当てて、手首を左回りさせると緩みます。

外れました。

(ついでに外した吐水口キャップの清掃も行ってます)

これで、センサー受光部へのアクセスが容易になりましたので

ウエスで受光部の汚れ(水垢)を拭き取ります。汚れが強い場合は中性洗剤を使うと綺麗になります。(石鹸水は現地調達)

どうですか?綺麗になってセンサーっぽさを取り戻しましたね。

後は元に戻して、センサーの感度が改善されたか試験します。

感度良好です。

作業時間にして15分ってとこでしょうか。

これにて自動水栓のトラブル対応、完了です。

では、お疲れ様でした。

ふと、思ったのですが、もしかすると会社によっては、このセンサーの清掃を定期点検でやってるところがあるかもしれません。

その場合、今回のようなトラブルは発生しないので、利用者さんに迷惑をかけずに済みます。(トラブルの芽を事前に摘む)

今後は「トラブルに発展してからの対応」ではなく「トラブルを未然に防ぐメンテナンス」を意識すべきですかね。(当たり前?)

まだまだ我が現場は未熟です、、、。