両口金ハロゲンランプ不点灯

両口金ハロゲンランプ不点灯

どーもm(_ _)m

変に洒落た照明器具はLED化し難いので、ややこしいく感じている私です。

ホテルの営繕さんより照明不点灯のトラブル報告を受けました。

さっそく現地確認へ向かいます。

こちらの照明器具です。

ホテルの共用スペースに設置されてある間接照明です。

ランプは両口金のハロゲンランプでして、新品に交換しても点灯しないとのことです。

まず最初に電源を疑いました。

が、電気はきています。ソケットの口金レベルで、テスターにて100Vを確認しました。

となると残りは、ランプとソケット間の接触不良が考えられます。

接点部分を確認します。

写真だと分かりづらいですが、接点部分が磨耗しています。

ソケット分解後の接点部分

とういことで、今回のトラブルは新品ソケットに交換することで解決できそうです。

ただ残念ながら、ソケットの交換部品は持っていないので電材屋さんに注文しなければなりません。

とりあえず、磨耗してるソケットを器具から取り外します。

ソケットのステーは下からビスで固定されているようです。

化粧カバーを外して

ステーのビスを外します。

外れました。

電線とソケットの接合部はハンダ付けでしたので電線を切断して切り離しました。(もちろんブレーカーOFFにて)

とりあえず、現状可能な作業は終了です。

で、数日後。

新品のソケットが納品されました。

右側が新品ソケットです。

並べると接点部分の磨耗具合がよく分かりますね。

電線は付いていないので、こちらで付ける必要があります。

電線(より線)をハンダでくっつけます。

普段、ほとんどやらない作業ですので、あまり上手ではありません。

まあ、ちゃんとくっつきましたので良しとします。

ステーを取り付けます。

これで事前準備完了です。

さっそく照明器具本体へ取り付けに向かいます。

両サイド取り付けたら

ハロゲンランプを付けてみて、具合を確かめます。よさそうです。

次に電線です。

既存の電線とCEで圧着しました。

これで、ソケット交換は終了です。

最後に点灯することを確認して

不点灯トラブルは無事に解決となります。

今回は交換用のソケットが手には入ったのでよかったですが、もし手に入らなければLED化するしかありません。

このような特殊な照明器具のLED化は、ややこしいこと間違いなしです。(やり方にもよるが)

省エネにはなりませんが、ソケット交換の方が楽ですね。

では、お疲れ様です。

今後の事を考えて、ソケットのストックをお願いしてみたのですが、元請けから却下されてしまいました。(不良分のソケットのみしか購入許可が出なかった)

つまり、都度々購入手続きをしなければならないので面倒です。

ケチな元請け担当者は、非効率の元凶なんで嫌ですねー。