ドレンポンプ調査

ドレンポンプ調査

どーもm(_ _)m

私が休みの日に発生したトラブル対応をやってる現状があるので、メンバー(設備員)の補強を真剣に考えている私です。

ドレンポンプ異常警報のシーズン真っ只中ですね。

先日、出勤して引き継ぎノートに目を通すと、あるテナントのパッケージエアコンにて「ドレンポンプ異常発生、排水作業実施後運転再開するも、一時(いっとき)して再度異常停止」とありました。

(ドレンパンにノロが溜まってる場合、排水時にノロも排出され、改善することがある)

排水させても再度ドレンポンプ異常が発生するということは、ドレンポンプ自体の不具合の可能性もあります。

ドレンポンプ内にノロが入り込んだか、ドレンポンプが壊れてるか。

とりあえず、ドレンポンプの調査をしてみることにしました。

ドレンポンプ異常停止しているエアコンがこちらです。

天井隠蔽のエアコンになります。

ドレン排水ホース付近にドレンポンプがあり

側面の蓋が外せる仕様となってます。

ビスを数本外すと、蓋が外せます。

ちなみに、こういった作業スペースの狭い場所では、このような

L型ドリルチャックが役に立ちます。

冷媒配管側は外す必要が無いかもですが、一応外しました。

真ん中にある縦のバーにドレンポンプが固定されてあります。

上下2点のビスを外すと

ドレンポンプが引き出せます。

見た感じ、ノロ詰まりはなさそうです。

センサーもキレイです。

壁付けのコントローラにてメンテナンスモードにし、ドレンポンプを強制運転させてみます。

写真では分かりづらいかもですが、問題なくポンプは回りました。(吸込口が回転している)

ポンプに異常は、ありません。

私の予想は外れましたね。

では次に、ドレンパンの方を確認してみます。

ノロが溜まってますね。

今回のドレンポンプ異常警報は「ドレンパンのノロ溜まり」が原因のようです。

しかし、前日の初期対応で、排水作業を実施してるはずですが、、。

ノロの排出が上手くできてなかったのでしょうか?

まあ、そんな事もありますかね。

今一度、排水させます。

せっかく側面を開口してるので

ウエスでドレンパンを拭き上げました。

どうでしょう。

キレイになりましたね。

あとはドレンポンプを元に戻して終了です。(一応、ドレンポンプによる排水試験を実施してます)

よくよく前日の設備員に話を聞いてみると、排水作業は

排水キャップからではなく

点検口からホースにて排水作業を実施したそうです。

なので、上手いことノロの排出がされてなかったのでしょう。

今回の作業、もしかするとここまでする必要は無かったかもしれません、、、。

まあ、確実にドレンパンをキレイにできたので良し!としときますか。。。

では、お疲れ様です。