やっぱ作業は道具だね。

やっぱ作業は道具だね。

どーもm(_ _)m

私の誕生日に自身で買った好物の焼き鳥を、妻と子供にほとんど食べられてしまった私です。

私が主役やろがい!!

ビルメンだと、なかなかやらないであろう作業をやったので紹介したいと思います。

先日、元請けからユニットバス便器の交換作業を言いつけられました。(便器のひび割れにより)

えっ!?普通業者依頼じゃね??と思いつつも、便器交換のために、既存の便器を取り外します。

これがなかなか苦労しました。

排水管と便器を繋ぐガスケットが固着していて、すんなり外れてくれませんでした。

最終的にバールでこじって(パワープレーで)外したのですが、その結果。

フランジの差し込み口が折れてしまい、排水管内部に残ってしまいました。(便器を外した際、フランジごと外れた)

フランジも新品と交換するとしても、このままだと排水管に接続ができません。

何とか排水管内部に残った塩ビ(フランジ)を撤去しなくてはなりません。

そこで方法を調べてみたのですが、エスロン(接着剤)でくっついてる塩ビは、熱であぶると柔らかくなり剥がすことができるそうです。

ということで我社にお願いして買ってもらいました。

「ヒートガン」です。

こいつであぶりつつ剥がしていきます。

まず、塩ビノコで縦に切れ目を入れます。

排水管まで切らないよう気をつけます。

では、この切れ目を始点として、ヒートガンであぶります。

こんな作業はやったことが無いので、適温がわかりません。なので一気に温度を上げずに、徐々に上げていき、塩ビが柔らかくなる温度を探りながらの作業です。(温度と風量の調節が可能)

熱が伝わると塩ビが柔らかくなり、プライヤーで引っ張ると剥がれてくれます。

このような感じで、「あぶっては剥がし」を繰り返します。

無事に、内部に残った塩ビを剥がすことができました。

これで、新しいフランジを排水管に接続することが出来ます。

ですが、今回はここまでです。

新品の便器は発注してるのですが、どうやら納期がだいぶ先になるそうです。(永遠に入らなくてもいいよ)

なのでこの続きは便器が納品された時とします。

今回の出来事(トラブル)により、ヒートガンという新しい武器を手に入れました。

今後似たような事例(ガスケットの固着)が発生した場合、バールによるパワープレーではなく、ヒートガンにてガスケットを温めてやると、すんなり外せれることでしょう。

どうでしょう?

何でもかんでも、オーナーや元請けからやらされてる現場の皆さん!

このヒートガン!使用頻度は多くないかもですが、あると便利です。

では、お疲れさまです。

ヒートガンを我社におねだりした際。

ヒートガン?何に使うの?

元請けの指示による便器交換の過程で必要になりました。

便器交換!?ちょっと待て!その作業は契約外作業だな。我社から元請けに確認するから一旦その作業ストップね。

的な展開を少し期待していたのですが、、、。

ふつーに何事もなく買っていただけましたとさ。