圧力ゲージ 故障

どーもm(_ _)m
母体が外資系の会社でも(〜Japan的な)
職員の日本人率が高ければ、たいして日本企業と労働環境に大差ないんじゃないのかな?と感じている私です。
ポンプ点検時に、圧力ゲージの数値を記録している現場は多いと思われます。
私の現場でも毎日、空調設備の冷温水ポンプの圧力値を記録しています。
そんな我が現場の圧力ゲージが先日、故障してしまいました。
それがこちらです。

無負荷にも関わらず圧力を示す針が、0.8MPaを指したまま動かなくなっています。
起動していない冷温水ポンプの圧力値がやたら高く、これはおかしい!となりました。
この圧力ゲージ、設置してまだ3年程しか経っていません。壊れるには少し早い気がします。
ということで、故障原因追求のため分解してみます。

分解は簡単で、プラスドライバーがあれば可能です。(メーカーにもよるかも)
圧力ゲージの裏側を見てみます。

歯車というか滑車というか、わかりませんがギザギザの部分が一部、摩耗してるのがわかります。


圧力ゲージの針が固まって動かなくなった原因は、これのようです。
思い返すと、この圧力ゲージは冷温水ポンプ起動時、ずっと針が小刻みに暴れている(ブレている)状態でした。
これにより歯車が通常よりもはるかに早く摩耗してしまい、組み合わせが悪くなり針が固まってしまったのでしょう。
対策としては、針が暴れないようにしてあげなければなりません。
圧力ゲージの止水コックにて、水圧を安定させてあげる必要があります。

針の暴れがおさまる程度にコックを閉めてあげます。

この作業をしておけば、今回のような圧力ゲージの故障は防げたことでしょう。
新品の圧力ゲージと交換した際には、この作業を忘れずにしようと思います。
では、お疲れ様でした。
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