2名、退職
- 2019.06.24
- 会社について

私の現場で、今月に入って2名、続けて退職者がでました。
その内のひとりは私の宿直のペアでした。入社して2年程で今回、転職を決意したようです。この人に関して、私は特に問題視していません。私の中では戦力外でしたので。仕事が出来ない子でしたが、それ以前に遅刻や勤務中の居眠りが多くて、社会人として論外でした。
そもそもこの子は入社した当時、試用期間中に遅刻していました。
本来であれば会社は、こういった人材は避けるべきですが人手不足の為、試用期間を延長させて様子を見て、最終的には正社員にしました。
退職する際には部長に退職したい旨を伝えるのですが
「退職したいと部長に言った時、部長は何か言った?」
と、その子に聞いてみました。
すると
「いや、特に何も。分かったと一言だけでした。」
という、答えでした。
なので私はその子に
「それが、君の会社からの評価だよ。辞められて困る人は、引き留めようとするから。」
と、アドバイスとして言いました。
「あぁ、そう言われてみればそうですね、、。」
と、納得してくれたみたいですので、次に働く会社で頑張って欲しいです。
私がショックだったのはもうひとりの退職者で、上から数えて現場経験が3番目に長い方でした。
この方は私の宿直日の翌日を担当していて、私は引継の細かい指示などはこの方に伝えていました。仕事を任せても大丈夫と信頼していたからです。
ショックはデカいです。
私の現場は、頭数は揃っている(欠員ではない)のですが正直、質が伴っていません。
一人前に仕事が出来るのは、9人中3人です。残りの6人は残念ですがアルバイトレベルです。1~10までの細かい指示がないと仕事ができません。6人中3人はまだ、入社して1年未満ですので仕方ありませんが。
この様な状況の中で、一人前に仕事ができる人間が1人、転職してしまいます。
私の現場の人材不足は前々からありましたが今回の退職により、いよいよ追い込まれた感じがします。設備員のミスによるクレームや事故のリスクが更に上がる事でしょう。
何か起こった時の責任は現場責任者(主任)にあります。もちろん、副責任者である私にもありますが。
そのせいか、その方の退職が決まってからは、主任がピリピリしてます。
まあ私としてはより一層、管理品質を維持する事に集中したいと思います。
できる事ならあと2人程、できる人材が欲しいのですが、それは叶わないので今いるメンバーでやっていくしかありません。
しかし、この退職に関しては私の現場だけの問題ではありません。
他の現場でも同様に退職者が出ているようです。先月から今月の2ヶ月間で私の現場も含め9名が退職するそうです。
その9名の中には、10年選手のベテランの方もいます。そういった方は設備管理関係の会社への転職が決まっているそうです。
これは、完全な人材の流出です。
退職者がいるという事は、その分の欠員を埋めなければなりません。
で、私の会社に新しく入社してくる人は、ほとんど未経験者です。
これが意味する事は、「我が社の設備員のレベルは年々下がっている」と言うことになります。
人事の人も「今の設備員のレベルは5年前の半分ぐらい」とボヤいていました。
この人材の流出問題は、放っておくと最終的に会社が傾く事になると思います。
何かしらの対策を取る必要があります。
管理職の方々はどう考えているのでしょうか?
会社の末端である現場目線での私の考えと言うか、対策はあるのですが、、
私が考える事なんて、管理職の人間ならもうすでに考えている(分かっている)と思います。
ただ、失敗を恐れず実行する行動力が無いのではないでしょうか。
どちらにせよ、人材不足なのは現場だけでなく管理職側にも当てはまっていると言う事だと思います。
私の会社の現状について書いてみました。愚痴っぽく感じるかもしれませんが、下請け会社の現実を紹介しただけです。
では、お疲れ様でした。
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