流し台排水トラップより漏水

私の管理しているビルの1フロア、すべてコールセンターが入っている階があります。
その階に湯沸かし室があり、流し台があります
この流し台の下、扉を開けると排水トラップがあります。
この排水トラップと流し台シンクを繋いでいる部分より水が少量漏れています。
写真では分かりにくいかもしれませんが水滴ができています。
シンクに水を流す度に、このトラップより漏水してしまいます。
シンクの下の物入れは木でできているので、このままにしておくと湿気で腐食してしまいます。最悪、流し台本体の交換になってしまうかもしれません。(そこまでほったらかしにはしませんが)
と言う事でパッキンの交換が必要です。
交換用のパッキンが届くまで数週間かかりますので、シンクの下に水受けを設置していました。
吸水マットを敷いています。これで3週間ほどやりすごしました。
なぜ水漏れが起きてしまうのかと言うと、おそらく熱湯を流しているのが原因と思います。100℃近い熱湯によりゴムパッキンが劣化してしまうのだと思います。多分。
このフロアはコールセンターですので、従業員はアルバイトやパートさんが多いと思います。となると人の入れ替わりも多い訳で、不特定多数の人がこの流し台を使用しているのでしょう。
一応、流し台の壁に注意書きでお願いをしていますが
沢山の人が使用しますので、中には注意書きに気づかずに熱湯を流す人もいるのでしょう。
他のフロアは今のところこの様な事はおきていません。コールセンターのフロアだけで、実は今回で2度目です。
さて、交換用のパッキンが届いたので交換したいと思います。
交換用パッキンは「ゴミシュウパッキン」って名前らしいです。ちなみに税抜き510円。
この交換作業では専用工具が必要になります。
こういうのです。では、作業の方に。
トラップを取り外す必要があるので専用工具で押さえナットを緩めます。
ある程度緩めてしまえば、後は手で外せます。
外れました。これでシンクとトラップを切り離しできました。
次にトラップと排水管を外します。
ナットを緩めて外します。
外れました。これでトラップを排水管とシンクから取り外せます。
こちらが取り外した状態です。
上からです。
トラップを外してしまうと、排水管の臭いが上がってきてしまうのでウエスで蓋をしときます。
外したトラップに着いている劣化したパッキンを外します。
左が新品、右が外したパッキンです。見比べても外観では劣化具合は分かりませんでした。
新品を取り付ける前にパッキンの当たる部分を清掃します。
トラップ側。
シンク側。
トラップに新しいパッキンを取り付けます。
写真を撮り忘れましたが一応、ねじ山部にシールテープを巻きました。
元通りに組み立てて、パッキン交換作業は完了です。
漏水がちゃんと改善されたか実際に水を排水させて確認します。
5分程、この状態で漏水がないかチェックしましたが大丈夫でした。
念のため、漏水した場合に備えて水受けはそのままにして1週間程様子見をしようと思います。
吸水マットを交換して作業完了です。
では、お疲れさまでした。
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