点検口 整理

夏の暑さが収まり、少しずつ涼しくなってきました。
空調クレームも「暑い」から「寒い」が、ちらほら発生してきました。
オフィスフロアの、あるテナント様から「空調が効き過ぎている」と連絡を受けたので、さっそく現地へ向かいます。
そのテナントは内部にいくつかの部屋があり、1台の空調(パッケージエアコン)で3部屋まかなっています。1部屋ずつ設定温度の調整ができる1対1(1部屋にエアコン1台)ならばいいのですが、3対1(3部屋にエアコン1台)になっています。
各部屋の空調調整は天井裏にあるVD(ボリュームダンパー)の開度調整(風量調整)にて行っています。
なので今回もVDの操作にて調整を行おうと思うのですが、ここで少し厄介事があります。
VDは天井裏にあり、点検口から操作できるのですがその点検口を開くと写真の様になっています。

点検口の蓋を開くと、電気のボックスがあり、VDの操作をするのに物凄く邪魔です。

ボックスの真上にVDのハンドルが見えます。写真には写っていませんが、この点検口から、あと2つVDがあります。
これまで無理やり頭を押し込んで何とかVDの調整を行ってきました。
この電気のボックス、通電していません。おそらくLEDになる前の照明の電源だと思われます。今は死んでいます。
つまり、撤去可能ですので行いたいと思います。作業は簡単です。

ボックス内のジョイントしてある電線をニッパで全て切り落とします。通電していませんのでショートの心配は無いのですが、念のため電線は1本ずつ切断しました。
後は、電線管からボックスを取り外します。

これで、容易にVDの操作ができるようになりました。今後、何度もこの点検口からVDの操作をすると思うので、操作し易いようにしておく事は大切です。
いつかしようと思いつつ、今日まで出来ていなかった作業が完了したので、ふたつの意味でスッキリしました。
無事に風量を調整して今回の件は解決です。これから冬を迎えて暖房に切り替わるタイミングでまた、風量調整の依頼があると思います。
その時は、すんなり調整ができますので精神的に楽です。
では、お疲れ様でした。

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